第二部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第5期

第6期

決算年月

2024年10月

2025年10月

売上高

(千円)

894,558

1,094,078

経常利益

(千円)

25,576

45,761

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

2,511

35,284

包括利益

(千円)

2,511

35,284

純資産額

(千円)

125,993

161,277

総資産額

(千円)

571,057

736,830

1株当たり純資産額

(円)

70.08

89.70

1株当たり当期純利益

(円)

1.40

19.62

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

22.1

21.9

自己資本利益率

(%)

2.0

24.6

株価収益率

(倍)

465.3

33.1

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

9,102

25,276

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

129,278

87,680

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

75,621

98,390

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

167,703

203,689

従業員数

(人)

74

109

(外、平均臨時雇用者数)

(13)

(48)

 (注)1.第5期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、第6期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート・アルバイトを含み、人材会社からの派遣社員は除く)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、監査法人コスモスの監査を受けております。

4.「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しており、前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。なお、2022年改正会計基準については第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱いを適用し、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)については第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いを適用しております。この結果、当連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当連結会計基準等を適用した後の指標等となっております。

5.2026年8月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、第5期の期首に株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。

6.第5期は、固定資産の取得及び株式会社スマイルライフの持分法適用会社化に伴う関係会社株式の取得が主な要因となり、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっております。また、第6期は、株式会社スマイルライフの連結子会社化に伴う関係会社株式の取得が主な要因となり、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっております。

 

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第1期

第2期

第3期

第4期

第5期

第6期

決算年月

2021年6月

2021年10月

2022年10月

2023年10月

2024年10月

2025年10月

売上高

(千円)

13,750

18,700

77,000

114,630

154,390

177,175

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

1,265

9,508

8,397

20,904

46,762

37,254

当期純利益又は当期純損失(△)

(千円)

513

399

6,679

15,574

36,319

20,684

資本金

(千円)

49,900

49,900

49,900

49,900

49,900

49,900

発行済株式総数

(株)

8,990

8,990

8,990

899,000

899,000

899,000

純資産額

(千円)

90,413

90,813

97,492

113,066

76,747

97,431

総資産額

(千円)

106,539

135,796

112,192

141,595

224,820

330,637

1株当たり純資産額

(円)

10,057.12

10,101.58

10,844.54

125.77

42.69

54.19

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

57.12

44.46

742.95

17.32

20.20

11.51

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

84.86

66.87

86.90

79.85

34.14

29.47

自己資本利益率

(%)

0.57

0.44

7.09

14.79

38.27

23.75

株価収益率

(倍)

75.04

56.50

配当性向

(%)

従業員数

(人)

2

5

5

5

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(-)

(-)

(0)

(1)

 (注)1.当社は2020年10月30日に設立され、第1期は2020年10月30日から2021年6月30日までの8ヶ月と2日となっており、第2期は決算期の変更により2021年7月1日から2021年10月31日までの4ヶ月間となっております。

2.第1期、第2期、第3期及び第4期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第5期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、第6期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.第1期から第3期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。また、第5期の株価収益率については、1株当たり当期純損失のため、記載しておりません。

4.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を行っていないため記載しておりません。

5.第5期及び第6期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、監査法人コスモスの監査を受けております。

なお、第1期、第2期、第3期及び第4期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しております。また、当該各数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく、監査法人コスモスの監査を受けておりません。

6.2023年1月31日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っており、第4期の期首に株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。また、2026年8月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、第5期の期首に株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。

7.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第3期の期首から適用しており、第3期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

8.当社は、2023年1月31日付で普通株式1株につき100株の株式分割、2026年8月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。

そこで、株式会社名古屋証券取引所の引受担当者宛通知「『上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(2008年4月4日付名証自規G第8号及び2012年10月1日付同取扱い)及び証券会員制法人福岡証券取引所の定める会員証券会社宛通知『上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(2008年5月12日付福証自規20号)に基づき、第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると以下の通りとなります。

なお、第1期、第2期、第3期及び第4期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、監査法人コスモスの監査を受けておりません。

回次

第1期

第2期

第3期

第4期

第5期

第6期

決算年月

2021年6月

2021年10月

2022年10月

2023年10月

2024年10月

2025年10月

1株当たり純資産額

(円)

50.29

50.51

54.22

62.89

42.69

54.19

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

0.29

0.22

3.71

8.66

△20.20

11.51

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

 

2【沿革】

 2018年に当社取締役の加藤咲江が就労継続支援B型事業所の運営を目的として設立した「株式会社花大和」が当社グループの原点であります。その後、本格的に事業化することを目的に、創業時より連携及び支援をしていた永江榮司が当社を設立し、株式会社花大和を連結子会社として資本参加する形で、当社グループを形成してまいりました。

年月

事項

2018年12月

株式会社花大和(現株式会社IBIS東海(連結子会社))設立

2019年11月

株式会社花大和が就労継続支援B型事業所「アイビス上前津」を開所

2020年10月

就労継続支援B型事業への参入および純粋持株会社体制への移行を見据え、当社を設立

11月

株式会社花大和が就労継続支援B型事業所「アイビス太閤」を開所

12月

株式会社花大和が株式会社IBIS東海に会社名称を変更

2021年1月

株式会社IBIS東海の全株式を取得し、連結子会社化

2月

株式会社ICS名古屋(連結子会社)を設立し、相談支援事業を開始

 

株式会社IBISの全株式を取得し、連結子会社化

3月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス八事」を開所

4月

株式会社ICS名古屋が「アイビス名古屋相談支援センター」を開所

5月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス今池」を開所

6月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス星ヶ丘」を開所

8月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス砂田橋」「アイビス大曽根」(アイビス砂田橋の従たる施設)を開所

   9月

株式会社IBISがMBO(マネジメントバイアウト)によりグループから離脱

2022年2月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス新瑞橋」を開所

7月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス金山」を開所

9月

株式会社HUGアイビス(現:株式会社i HUG cheese)を設立

12月

株式会社関東IBIS(連結子会社)を設立し、関東圏で就労継続支援B型事業を開始

株式会社HUGアイビスが施設外作業所「イオンタウン名西」を開所

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス徳重」を開所

2023年1月

株式会社IBIS東海がアイビス徳重の従たる施設として「アイビス池下」を開所

4月

株式会社HUGアイビスが「久屋施設外作業所(h.u.g-flower Hisaya-odori)」を開所

株式会社ICS名古屋が相談支援事業を休止

5月

株式会社ICS名古屋がグループホーム事業を開始し、「アイビスの家 尾張旭東山」を開設

9月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス豊田GAZA」を開所

10月

東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに株式上場

2024年2月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス湯島」を開所

3月

株式会社HUGアイビスが施設外作業所「i Hug Cheese上野店」を開所

5月

株式会社ICS名古屋がMBOによりグループから離脱

株式会社スマイルライフ(旧社名 株式会社Millefiorire)の株式44.4%を取得し、持分法適用会社化

6月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス岐阜」を開所

8月

株式会社HUGアイビスが施設外作業所「i Hug Cheese堀田店」を開所

10月

株式会社九州IBIS(連結子会社)を設立し、九州圏で就労継続支援B型事業を開始

12月

福岡証券取引所 Fukuoka PRO Marketに株式上場(TOKYO PRO Marketとの重複上場)

 

株式会社関東IBISが就労継続支援B型事業所「アイビス文京」を開所

2025年2月

株式会社九州IBISが就労継続支援B型事業所「アイビス福岡舞鶴」を開所

4月

株式会社HUGアイビスがMBOによりグループから離脱

8月

株式会社スマイルライフの株式55.6%を取得し、連結子会社化

9月

株式会社IBIS東海が就労継続支援B型事業所「アイビス中村黄金」を開所

12月

株式会社九州IBISが就労継続支援B型事業所「アイビス井尻」を開所

 

 当社グループの現在に至るまでの沿革を図示いたしますと、次の通りであります。

0201010_001.jpg

 

[施設の開所]

 

<持株会社>

<就労継続支援B型>

<相談支援事業>

(注1)

<グループホーム事業>

(注2)

<施設外作業所事業>

 

㈱アイビスHD

㈱IBIS東海

㈱関東IBIS

㈱九州IBIS

㈱IBIS

(注3)

㈱ICS名古屋

㈱スマイルライフ

㈱i HUG cheese

㈱Crossover

㈱LIBERO

2019年11月

 

アイビス上前津

 

 

2020年11月

 

アイビス太閤

 

 

2021年2月

 

アイビス上野御徒町

 

 

 

 

(注3)

 

 

3月

 

アイビス八事

 

 

4月

 

 

アイビス名古屋

 

5月

 

アイビス今池

相談支援センター

 

6月

 

アイビス星ヶ丘

 

 

8月

 

アイビス砂田橋

 

 

 

 

アイビス大曽根

(注4)

 

 

2022年2月

 

アイビス新瑞橋

 

 

4月

 

 

 

丸田町施設外作業所

 

 

 

 

(注7)

7月

 

アイビス金山

 

 

12月

 

アイビス徳重

 

イオンタウン名西

 

 

 

 

施設外作業所

 

 

 

 

熱田施設外作業所

 

 

 

 

(注8)

2023年1月

 

アイビス池下

(注5)

 

 

4月

 

 

 

久屋施設外作業所

(注9)

5月

 

 

アイビスの家

尾張旭東山施設

 

6月

 

 

 

丸の内施設外作業所

 

 

 

 

(注10)

9月

 

アイビス豊田GAZA

 

豊田施設外作業所

2024年2月

 

アイビス湯島

 

 

3月

 

 

 

上野施設外作業所

6月

 

アイビス岐阜

(注6)

 

菊井施設外作業所

8月

 

 

 

堀田施設外作業所

(注11)

11月

 

 

 

新瑞橋施設外作業所

12月

 

アイビス文京

 

 

2025年2月

 

アイビス福岡舞鶴

 

 

3月

 

 

 

岐阜施設外作業所

6月

 

 

 

尾張旭施設外作業所

 

 

 

 

(注12)

7月

 

 

 

本山施設外作業所

9月

 

アイビス中村黄金

 

志賀本通施設外作業所

12月

 

アイビス井尻

 

井尻施設外作業所

2026年7月

 

 

 

星ヶ丘施設外作業所

 (注1) 相談支援事業については、2023年10月末時点で事業を廃止しております。

 (注2) ICS名古屋がグループから離脱したことにより、2024年5月以降グループホーム事業は行っておりません。

 (注3) ㈱IBIS及び㈱IBISが運営するアイビス上野御徒町は、2021年9月にグループから離脱しております。

 (注4) アイビス大曽根は、現在閉所しております。

 (注5) アイビス池下は、現在閉所しております。

 (注6) アイビス岐阜は、現在閉所しております。

 (注7) 丸田町施設外作業所は、現在閉所しております。

 (注8) 熱田施設外作業所は、現在閉所しております。

 (注9) 久屋施設外作業所は、現在i Hug Cheese 久屋大通店として㈱IBIS東海の直営となっており、利用者の一般就労先となっております。

 (注10) 丸の内施設外作業所は、現在閉所しております。

 (注11) 堀田施設外作業所は、現在閉所しております。

 (注12) 尾張旭施設外作業所は、現在閉所しております。

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社(株式会社アイビスホールディングス)、連結子会社4社(株式会社IBIS東海、株式会社関東IBIS、株式会社九州IBIS、株式会社スマイルライフ)の5社により構成されております。

 現在の当社グループは就労支援サービス事業の単一セグメントであり、障害者総合支援法に基づく「就労継続支援B型事業」を展開しております。当該事業における運営形態は、(1)施設で行う「B型事業所」、(2)施設外就労を行う「施設外作業所」の2つに大別され、運営形態に基づく各社の位置付けは以下の通りであります。

セグメント

業務内容

運営形態

事業会社

就労支援サービス事業

就労継続支援B型事業

B型事業所

㈱IBIS東海

㈱関東IBIS

㈱九州IBIS

施設外作業所

㈱スマイルライフ

 

(1)会社の経営の基本方針

 当社グループは、「すべてのあなたをHAPPYに」を経営理念として掲げ、サービスをご利用いただく障がい者の方々はもちろん、従業員や取引先も含め、当社グループに関わるすべてのステークホルダー(利害関係者)ひとりひとりに、自身の幸福を追求できる環境を提供することを、会社経営の基本方針としております。

 

(2)事業の内容

 当社グループは、障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型事業に特化した運営をしており、施設で行うB型事業所、施設外就労を行う施設外作業所の2つの運営形態を有しております。

① B型事業所

 連結子会社株式会社IBIS東海、株式会社関東IBIS、株式会社九州IBISにおいて、障害者総合支援法の訓練等給付に基づく就労継続支援B型事業を行っております。就労継続支援B型施設においては、利用者が利用者自身のペースで訓練を行い、一般就労に向けた支援をしております。

 2026年7月末現在、愛知県内及び東京都内において株式会社IBIS東海が『アイビス』ブランドで12施設を展開しております。

 2026年7月末現在、東京都内において株式会社関東IBISが『アイビス』ブランドで1施設を展開しております。

 2026年7月末現在、福岡県内において株式会社九州IBISが『アイビス』ブランドで2施設を展開しております。

 多店舗展開することで、それぞれの施設で行う作業に特色を出すことができ、利用者が興味の持てる作業の選択肢を多く提供することができます。各施設の主な作業は[施設の特色]を参照ください。

 

② 施設外作業所

 連結子会社株式会社スマイルライフ及び協力企業3社において、障害者総合支援法の施設外就労に基づく施設外作業所を運営しております。施設外作業所として就労継続支援B型の利用者を受け入れ、作業委託をすることで、事業展開しております。

 障害者総合支援法に基づく施設外就労では、就労継続支援B型事業所は施設外作業所を運営する法人と請負契約を締結し、施設外作業所内で作業を受託することで、施設での作業と同様に、利用者に工賃を支払うことが可能になります(実際には、B型スタッフの人員数等、一定の要件を満たす必要があります)。

 施設外就労により、施設が受給する訓練給付費は就労継続支援B型事業における当社グループの収入となり、施設外作業所は作業を委託した成果物等(商品・製品やサービス)が外部へ販売がなされた場合に、施設外作業所としての収入となります。

 なお、厚生労働省においても、利用者が施設外就労をすることには、利用者工賃の向上や一般就労へのステップになる等、一定の効果があるとの見解もあり、当社グループとしても積極的に取り組んでまいります。

 2026年7月末現在、愛知県内及び東京都内において、株式会社スマイルライフが菊井施設外、新瑞橋施設外、上野施設外3か所をそれぞれ展開しております。

 2026年7月末現在、[施設の特色]に記載する10か所の施設外作業所を運営する企業4社とそれぞれ請負契約を締結し、利用者が施設外作業所にて作業を行っております。株式会社スマイルライフを除く3社は当社グループと資本関係・人的関係はありません。

 

    [就労継続支援B型事業「アイビス」の事業系統図]

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※ 株式会社スマイルライフは金地金や多種多様な中古品の仕入れから販売までを一貫して行う中古品等販売事業を展開しております。仕入先から確保した商品は、その特性やニーズに合わせて、会員制市場である中古品オークションや金地金専門業者等の事業者間取引(BtoB)、ECサイトを通じた一般個人顧客へのダイレクト販売(BtoC)と、最適なチャネルで販売しております。

 

     グループ内とグループ外の施設外作業所に関して、それぞれで利用メリットがありますので、グループ内外でのバランスを取りながら、施設外作業所の拠点を増やしてまいります。

 また、グループ内、グループ外を問わず、施設外作業所で行う作業については、利用者の通所日数増及び一般就労に資する作業を取り入れ、当該事業の収益性は重要ではありますが、それのみに基づく判断はしない方針であります。

[利用メリット]

 

当社グループとしてのメリット

施設利用者としてのメリット

グループ内施設外作業所

(株式会社スマイルライフ)

施設外作業所での事業における売上が計上される

施設利用者の状況に応じた柔軟な事業運営が可能となる

施設と施設外作業所を同一のグループが運営することで、利用者自身に合った作業を選択することが可能となる

グループ外施設外作業所

(協力企業)

施設外作業所の運営企業が事業運営を担うため、設備投資や運転資金等、事業資金は必要ない

一般就労での就業環境により近くなるため、一般就労により近づくことが可能となる

 

 

[施設の特色]

施設/施設外

主な作業

<施設>

アイビス上前津

軽作業(シール貼り、ラベリング等)

アイビス今池

PCデザイン・クラフト製作(カレンダー等)

アイビス太閤

クラフト製作(クラフトバンド等)

アイビス八事

珈琲豆焙煎・選別、計量・軽作業

アイビス星ヶ丘

軽作業

アイビス砂田橋

菓子製造・菓子梱包

アイビス徳重

軽作業(菓子袋詰め・箱検品)・DM封入

アイビス新瑞橋

軽作業・クラフト製作(ペーパークイリング)

アイビス金山

クラフト製作(陶芸・羊毛フェルト)

アイビス豊田GAZA

店頭販売・在庫管理・クラフト製作(PPバンド)

アイビス湯島

WEB通販・クラフト製作

アイビス中村黄金

軽作業・クラフト製作(ソーイング)

アイビス文京

WEB通販・クラフト製作

アイビス福岡舞鶴

デザイン業務

アイビス井尻

ピッキング作業

<当社グループ運営の施設外>

新瑞橋施設外

軽作業・WEB通販・WEB在庫管理

菊井施設外

レザークラフト・陶芸・軽作業・WEB通販

上野施設外

WEB通販

<協力企業(注)運営の施設外>

志賀本通施設外

倉庫作業・軽作業

イオンタウン名西施設外

小売り店舗運営・デザイン業務

本山施設外

在庫管理・WEB通販・デザイン業務

豊田GAZA施設外

在庫管理・小売店舗運営

岐阜施設外

菓子製造・菓子梱包

井尻施設外

小売店舗運営

星ヶ丘施設外

クラフト製作

(注)協力企業は当社グループと資本関係・人的関係はありません。

 

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

株式会社IBIS東海

(注)1

名古屋市東区

30,000

就労継続支援B型事業

100.0

役務の提供

資金の立替

役員の兼任

株式会社関東IBIS

(注)1

東京都千代田区

9,900

就労継続支援B型事業

100.0

役務の提供

資金の立替

役員の兼任

株式会社九州IBIS

(注)1

福岡県博多市中央区

9,900

就労継続支援B型事業

100.0

役務の提供

資金の立替

役員の兼任

株式会社スマイルライフ

(注)1、3

名古屋市中区

49,900

施設外作業所事業

100.0

役務の提供

 (注)1.株式会社IBIS東海、株式会社関東IBIS、株式会社九州IBIS及び株式会社スマイルライフは特定子会社であります。

2.2025年4月30日に、株式会社HUGアイビスは全株式の譲渡により連結の範囲から除外しております。

3.2025年8月1日より、株式会社スマイルライフの株式を取得したことにより連結子会社化しております。

4.下記については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 

株式会社IBIS東海

2025年10月期

(1)売上高

992,689千円

(2)経常利益

56,010千円

(3)当期純利益

36,285千円

(4)純資産額

101,284千円

(5)総資産額

558,381千円

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2026年7月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

就労支援サービス事業

99

(33)

合計

99

33

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート・アルバイトを含み、人材会社からの派遣社員は除く)は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.最近日までの従業員数が29名増加しております。主な理由は施設出店に伴う期中採用が増加したことによるものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2026年7月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

4

1

45.7

3.1

6,110

 

セグメントの名称

従業員数(人)

就労支援サービス事業

4

(1)

合計

4

1

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート・アルバイトを含み、人材会社からの派遣社員は除く)は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

 当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象でないため、記載を省略しております。