第二部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第32期

第33期

決算年月

令和4年12月

令和5年12月

売上高

(千円)

3,769,635

3,857,816

経常利益

(千円)

41,441

120,310

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

3,664

42,821

包括利益

(千円)

3,278

46,720

純資産額

(千円)

444,486

491,207

総資産額

(千円)

2,681,603

4,195,172

1株当たり純資産額

(円)

389.90

430.88

1株当たり当期純利益

(円)

3.21

37.56

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

16.6

11.7

自己資本利益率

(%)

0.8

9.2

株価収益率

(倍)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

169,404

74,494

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

203,124

1,110,774

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

516,176

852,494

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

839,214

679,990

従業員数

(人)

88

112

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(注) 1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日)等を第32期の期首から適用しており、第32期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3. 株価収益率については、取引所における当社株式の売買実績がなく株価を把握できないため記載しておりません。

4.従業員数は就業人員数であります。なお、臨時雇用者数については従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

5.第32期及び第33期の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、新月有限責任監査法人の監査を受けております。

6.第33期より、顧客負担の配送費及び手数料について表示方法を変更しており、第32期についても組替え後の数値を記載しております。詳細については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(表示方法の変更)」に記載しております。

7. 第32期の営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスは、未払金の減少による支出等によるものであります。また、投資活動によるキャッシュ・フローのマイナスは、有形固定資産の取得による支出等によるものであります。

8. 第33期の投資活動によるキャッシュ・フローのマイナスは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等によるものであります。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第29期

第30期

第31期

第32期

第33期

決算年月

令和元年12月

令和2年12月

令和3年12月

令和4年12月

令和5年12月

売上高

(千円)

3,259,238

4,673,778

4,932,931

3,578,227

3,124,989

経常利益又は経常損失(△)

(千円)

302,344

362,676

47,512

51,563

209,623

当期純利益又は当期純損失(△)

(千円)

174,761

166,574

57,315

49,898

139,436

資本金

(千円)

30,000

30,000

30,000

30,000

30,000

発行済株式総数

(株)

1,140

1,140,000

1,140,000

1,140,000

1,140,000

純資産額

(千円)

140,186

312,217

257,440

207,205

350,857

総資産額

(千円)

1,986,020

2,373,488

2,170,904

2,295,489

3,543,490

1株当たり純資産額

(円)

122,970.90

273.87

225.82

181.76

307.77

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

153,299.95

146.12

50.28

43.77

122.31

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

7.1

13.2

11.9

9.0

9.9

自己資本利益率

(%)

159.8

73.6

19.1

21.5

50.0

株価収益率

(倍)

5.8

配当性向

(%)

従業員数

(人)

55

63

59

59

66

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日)等を第32期の期首から適用しており、第32期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、また、第31期及び第32期については、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。

3.株価収益率については、第29期は当社株式が非上場であるため、第31期及び第32期は当期純損失であるため、第33期は当社株式の売買実績がなく株価を把握できないため記載しておりません。

4.従業員数は就業人員数であります。なお、臨時雇用者数については従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

5.主要な経営指標等のうち、第29期、第30期及び第31期については「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。

6.第32期及び第33期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、新月有限責任監査法人の監査を受けております。

7.令和2年7月31日付で普通株式1株につき1,000株の株式分割を行いましたが、第30期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。

8.令和元年12月26日付けで減資及び第三者割当増資による220株の株式の発行を行っておりますが、第29期の期首に当該減資及び株式の発行が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。

9.第29期及び第30期の主要な経営指標等は、誤謬の訂正による遡及処理をした後の数値を記載しています。

10. 第33期より、顧客負担の配送費及び手数料について表示方法を変更しており、第29期から第32期についても組替え後の数値を記載しております。詳細については「第5 経理の状況 2 財務諸表等 注記事項 (表示方法の変更)」に記載しております。

11.令和2年7月31日付で普通株式1株につき1,000株の分割を行っております。そこで、株式会社名古屋証券取引所の引受担当者宛通知「『上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成20年4月4日付名証自規G第8号及び平成24年10月1日付同取扱い)に基づき、第29期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。

なお、第29期から第31期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、新月有限責任監査法人の監査を受けておりません。

回次

第29期

第30期

第31期

第32期

第33期

決算年月

令和元年12月

令和2年12月

令和3年12月

令和4年12月

令和5年12月

1株当たり純資産額

(円)

122.97

273.87

225.82

181.76

307.77

1株当たり当期純利益

又は1株当たり当期純損失(△)

(円)

153.30

146.12

△ 50.28

△ 43.77

122.31

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

1株当たり配当額

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(―)

(―)

(―)

(―)

(―)

 

2【沿革】

平成3年5月

バッグ等の皮革商品の卸売事業及び店舗事業を目的として鳥取県倉吉市に有限会社バルコスを資本金300万円で設立。

平成8年8月

株式会社へ組織変更し、資本金1,000万円に増資。

平成11年8月

東京支店を東京都目黒区に開設。

平成13年6月

海外からの商品仕入の窓口として、株式会社アイ・シー・オー(現連結子会社)を資本金600万円で設立。

平成15年11月

オリジナルブランド「BARCOS」の販売開始。

平成19年1月

本社事務所移転(鳥取県倉吉市中江)。

平成19年2月

オリジナルブランド「Hanaa-fu」の販売開始。

平成19年9月

海外事業を開始。

平成20年7月

中国・香港にBARCOS HONG KONG LIMITED(現連結子会社)を設立。

平成21年6月

バッグ等のサンプル製造を目的として、中国・広州に广州巴可斯皮具貿易有限公司設立。令和2年6月に清算結了。

平成25年2月

オリジナルブランド「BARCOS J LINE」販売開始。

平成25年9月

MILANO「MODERN SHOWROOM」にて出展開始。

平成26年6月

クロスメディア事業を開始。

平成27年12月

ニューヨーク紀伊国屋書店内「和技WAZA Showroom」にて出展開始。

平成29年4月

タイのLME CO.,LTD.とタイにおける総代理店契約を締結し、現地にて販売開始。

平成29年9月

オリジナルブランド「Barcos Blue」販売開始。

令和元年9月

バッグ等のサンプル製造を目的として、中国・広州に广州巴可斯商貿有限公司(現連結子会社)設立。

令和2年10月

東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに株式を上場。

令和3年1月

ファッション業界の新たな礎となるメディアの構築を目的として、株式会社ファッションニュース通信社(現連結子会社)を資本金1,000万円で設立。

令和3年12月

株式会社旅館明治荘の全株式を取得し、連結子会社化。

令和4年8月

鳥取県中部の三朝温泉にBARCOS旅館三朝荘をオープン。

令和5年3月

株式会社ファッションニュース通信社が、株式会社コリーの「サッカーWEBメディア事業」を事業譲受により取得。

令和5年4月

株式会社トリプル・オーの全株式を取得し、連結子会社化。

令和5年4月

株式会社BFLAT Holdingsの全株式を取得し、同社及び同社子会社である株式会社BFLATを連結子会社化。

令和5年11月

株式会社旅館明治荘の商号を株式会社バルコス旅館三朝荘に変更。

令和5年12月

株式会社BFLAT Holdingsを消滅会社とし、株式会社BFLATが吸収合併。

令和6年2月

株式会社immunityの全株式を取得し、連結子会社化。

 

3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社8社(株式会社アイ・シー・オー、株式会社ファッションニュース通信社、株式会社バルコス旅館三朝荘、BARCOS HONG KONG LIMITED、广州巴可斯商貿有限公司、株式会社トリプル・オー、株式会社BFLAT、株式会社immunity)で構成されており、(1)ライフスタイル提案事業、(2)メディアクリエイティブ事業、(3)ディベロップメント事業を展開しております。

事業区分と各当社グループの主なセグメントとの関係は次のとおりであります。

なお、当社は、令和6年度第3四半期連結会計期間より、事業内容をより適切に表示するため、従来「不動産事業」としていた報告セグメントの名称を「ディベロップメント事業」に変更しております。

以下に示す事業区分はセグメントと同一の区分であります。

セグメントの名称

会社名

主な内容

(1) ライフスタイル提案事業

株式会社バルコス(当社)

・バッグ、財布等の企画

・インフォマーシャル(※1)、ECサイト(※2)、店舗、新聞・雑誌等のメディアを通じた販売

・服飾雑貨等のECサイトを通じた販売

株式会社アイ・シー・オー

BARCOS HONG KONG LIMITED

广州巴可斯商貿有限公司

株式会社BFLAT

株式会社immunity

(2) メディアクリエイティブ事業

株式会社ファッションニュース通信社

・ファッション関連情報メディアサイトの運営

・サッカー関連情報メディアサイトの運営

・映像制作等

株式会社トリプル・オー

(3) ディベロップメント事業

株式会社バルコス(当社)

・収益物件の賃貸

・Barcos Coffee、BARCOS RYOKAN 三朝荘の賃貸

株式会社バルコス旅館三朝荘

 

(1)ライフスタイル提案事業

ライフスタイル提案事業では、「美しく豊かに暮らす」をコンセプトにバッグ、財布、服飾雑貨等の企画およびインフォマーシャル(※1)、ECサイト(※2)、店舗、新聞・雑誌等のメディアを通じた販売を行っております。

 

1)バッグ、財布等の販売

<バッグ、財布等のデザインの企画>

日本のデザインチームが企画及びデザインしたサンプルを、中国広州にある連結子会社のサンプル工場で製作しております。サンプルの修正作業等も迅速に行い、通常1か月間かかるサンプル製造を、約1週間に短縮することで、製品化へのスピードを速くできる仕組みを構築しております。サンプル製作後の本生産につきましては、価格、納期、クオリティに応じて、主に中国、バングラデシュ、日本の中から最適な生産協力工場へ依頼することで、品質の維持に努めております。

 

<販売>

海外工場で本生産された財布、バッグ等を国内に仕入れた後は、インフォマーシャル(※1)、ECサイト(※2)、店舗、新聞・雑誌等のメディアを通じて販売を行っております。

また、山陰エリアを中心に直営店やショッピングセンター、百貨店等のテナントショップを出店しており、店舗販売を行っております。

 

※1 「情報」という意味のインフォメーションと、「広告」という意味のコマーシャルを掛け合わせた造語であり、15秒や30秒のテレビCMとは異なり、29分の通販番組のこと。

※2 公式オンラインショップ、Yahoo!ショッピング、楽天市場、ZOZOTOWN等

 

当社グループは、コロナ禍により大きく変化した小売環境に柔軟に対応するために、メディア発信を積極的に行っております。その効果により実物商品を見たい顧客に対応するため、店舗にショールームとしての役割を担わせております。令和6年11月末現在の店舗の一覧は次のとおりであります。

 

 

地域

店舗数

開設年月日

店舗名

関東地区

1店舗

令和元年12月

バルコス東京目黒本店

中国地区

8店舗

平成28年1月

バルコス倉吉本店

平成28年10月

米子天満屋店

平成29年8月

バルコス鳥取店

平成29年11月

倉敷天満屋店

平成30年10月

福屋西条店

平成31年4月

ゆめタウン出雲店

令和6年8月

イオンモール日吉津店

令和6年8月

イオン松江ショッピングセンター店

合計

9店舗

 

 

 

当社グループが取扱う主なブランド及びその特徴は、次のとおりであります。

 

ブランド

コンセプト

BARCOS

(バルコス)

「現代女性のさまざまなライフシーンを美しく、豊かにする」をコンセプトにした、バッグ・革小物のバルコスオリジナルブランド。タイムレスから最新トレンドまで、ユーザーニーズに合わせた幅広いアイテムをご提案いたします。

Hanaa-fu

(ハナアフ)

美しいディティールと立体感のあるデザインが特徴のブランド。バッグの美しい立体的なフォルムは、複雑な構造とそれを可能にする高い技術によって具現化されています。東洋らしいフォルムと西洋のエレガンスが融合するスタイルが新しいジャパニーズ・モダンを表現しています。

BARCOS J LINE

(バルコスジェイライン)

感性豊かな新しい文化と古くから受け継がれる匠の技。日本には世界が認める現代アートやアニメなどのポップカルチャーに代表される最先端のクリエーションがあります。また、日本には古来より各分野で脈々と受け継がれる世界に誇れる職人技術があります。この日本を代表する2つの文化を融合し世界基準のラグジュアリーブランド創出を目指しバルコスJライン全ての商品は皮なめしから、裁断、縫製、彫金にいたるまで最高峰の職人達が、日本の物作りに徹底的にこだわりました。

Barcos Blue

(バルコスブルー)

流行に左右されない若い女性のためのオーセンティックで本物志向のバッグ、財布、小物類を取り揃えたバルコスの新しいブランド。フェイクレザーやキャンバスを使った商品を多数取り揃えています。

 

 

ブランド

コンセプト

Otaniryuji

(オオタニリュウジ)

繊細な刺繍が描く、アートバッグの世界。ミラノのランウェイに登場し話題となり、TVドラマのスタイリストからもオファーを受けたオンライン限定オーダーのEYEs Collection をはじめ、大谷リュウジの繊細なデザインエッセンスを閉じ込めたアートバッグを取り揃えています。大谷リュウジにしかできないモノクロと流麗な曲線により表現された作品が物語る世界観をお楽しみいただけます。

Niana

(ニアナ)

特別な日にまとうドレスはリーズナブルで上質なものを。

都会的な洗練されたトータルコーディネートがnianaで叶います。

品質とプライスのバランスを日々追求し続けています。

FASHION LETTER

(ファッションレター)

ベーシックからトレンドまで。「無色透明・NO COLOR」決まった色がない事がFASHION LETTERの色。

ジャンルやスタイルにとらわれない自由なファッションをご提案します。

aity

(アイティ)

AI技術とファッションを組み合わせた革新的なブランドです。アナログとデジタルのシームレスな融合により、お客様一人ひとりのスタイルを追求するお手伝いをします。

etoll

(エトル)

系統にとらわれず、気分を高めたい日や特別な日、いつでも私の好きを身につけましょう。

自分自身のためにお洒落をしたい気持ちを大切に、豊かな個性とトレンドを取り入れたアイテム、少しだけお手本になるようなスタイリングを提案します。

 

2)服飾雑貨等の販売

服飾雑貨等の販売は、主として令和5年4月に全株式を取得した株式会社BFLATにおいて行われております。株式会社BFLATは、主として女性向けのカジュアルウェアやオケージョンウェアを、楽天市場やZOZOTOWN等のECサイトを通じて販売を行っております。

 

(2)メディアクリエイティブ事業

当社グループでは、令和3年1月にWEBメディアで情報発信する新規事業を行うため、新会社「株式会社ファッションニュース通信社」を設立し、ファッション関連情報を発信するWEBメディア「CoordiSnap」と「fashion trend news」を運営しております。また、株式会社ファッションニュース通信社は、令和5年3月に株式会社コリーよりWEBメディアを事業譲受し、サッカー関連情報を発信するWEBメディア「Qoly」を運営しております。

さらに、当社グループでは、令和5年4月に全株式を取得した株式会社トリプル・オーにおいて映像、ポスター、CDジャケット、グラフィックデザイン、イベントプロデュース、番組ディレクション、ロゴデザイン、パンフレットデザイン等の企画、管理、制作を行っております。

 

それぞれのWEBメディアの特徴と情報発信から広告収入までの主な流れは以下のとおりです。

WEBメディア

特徴

CoordiSnap

全国のオシャレな人、オシャレなファッション業界人、日々オシャレを発信する販売の現場スタッフのコーディネートを取り上げて発信するコーディネートスナップメディア。

fashion trend news

「誰でも簡単に取り入れられるおしゃれライフ」をテーマに、気軽に取り入れられるファッションニュース、ファッションテクニックや日々をちょっと素敵にするコラム、耳より情報など、毎日オシャレに関するトレンド情報を発信するメディア。

Qoly

2009年創刊のサッカーウェブニュースの草分けのひとつ。世界各地のサッカー及びサッカーカルチャーの最新情報を配信し、Jリーグ機構及び日本サッカー協会の「公認専門媒体」にも位置付けられている。

 

0201010_001.png

 

①CoordiSnap 、fashion trend newsはファッション関連情報を提供するデジタルメディア、Qolyはサッカー関連情報を提供するデジタルメディア。

②記事の作成を担うライターは、ファッション関連やサッカー関連に高い専門性を持つ集団であり、新規性の高い記事を作成。

③細やかな分析を背景にページビュー数は増加しており、CoordiSnapは月間2億ページビュー、fashion trend newsは月間700万ページビュー、Qolyは月間1,200万ページビューを超えるメディアに成長。

④コンテンツの表示回数に応じて広告収益が得られるスキーム。

 

映像・グラフィック製作

①CDジャケット・ポスターなど

音楽、TV、舞台など幅広い、ジャケット・ポスターなどの制作を行っています。

②映像

アーティストのプロモーションビデオや企業CMプロデュースなど様々なジャンルの映像を手掛けています。

③伝統芸能

歌舞伎や舞台などのビジュアル化を得意としており、この分野に大きな強みを持っています。

 

(3)ディベロップメント事業

ディベロップメント事業では、主に東京都、大阪府のオフィスビル、事務所、マンション等の収益物件の賃貸を行っており、安定的な賃貸収入を得ております。また、鳥取県では、本社にBarcos Coffeeを併設し、飲食店の運営を外部に委託することで賃貸収入を得ております。

さらに、令和3年12月に買収した株式会社バルコス旅館三朝荘において、BARCOS RYOKAN 三朝荘の運営を外部に委託することで賃貸収入を得ております。

Barcos CoffeeとBARCOS RYOKAN 三朝荘の特徴とイメージは以下のとおりです。

項目

特徴・イメージ

Barcos Coffee

「美しく豊かな毎日をあなたに」をコンセプトに、鳥取県の良質な食材で作る「パイ」と「サンドイッチ」で彩り豊かな食を愉しむライフスタイルカフェです。

 

BARCOS RYOKAN 三朝荘

私たちだけの小さな隠れ家リゾート。

大切な人と日常から離れ静かなひと時を過ごす場所。

心身を整え、幸せな時間が流れる特別な空間。

 

 

当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。

[事業系統図]

0201010_002.png

4【関係会社の状況】

令和5年12月31日現在

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社アイ・シー・オー

(注)2

鳥取県倉吉市

6,000千円

皮革商品の輸入及び販売

広告代理店業

100.0

当社との商品の売買

当社との業務委託

役員の兼任

株式会社ファッションニュース通信社

(注)2

東京都目黒区

10,000千円

メディア・情報発信事業の企画・開発・運営

100.0

当社からの経営指導、管理業務

役員の兼任

株式会社バルコス旅館三朝荘

(注)2,4

鳥取県東伯郡三朝町

10,000千円

不動産賃貸業

100.0

資金の貸付

役員の兼任

 

BARCOS HONG KONG LIMITED

 

中国・香港中環

1HKD

皮革商品の輸入及び販売

100.0

当社との商品の売買

役員の兼任

广州巴可斯商貿有限公司

中国広東省広州市

30,000千RMB

皮革商品の製造及び販売

100.0

[100.0]

当社サンプルの製造

役員の兼任

株式会社BFLAT

(注)2,5,6

大阪市浪速区

10,000千円

服飾雑貨企画・販売

100.0

当社からの経営指導、管理業務

役員の兼任

株式会社トリプル・オー

(注)2,5

東京都港区

10,000千円

映像・グラフィック製作

100.0

役員の兼任

資金の貸付

(注)1.議決権の所有割合の[内書]は、間接所有割合であります。

2.特定子会社であります。

3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4.株式会社旅館明治荘は、令和5年11月30日付で株式会社バルコス旅館三朝荘に商号変更しており

ます。

5.株式会社BFLAT及び株式会社トリプル・オーは、令和5年4月に全株式を取得し連結子会社

としております。

6.株式会社BFLATについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。なお、みなし取得日を令和5年6月30日としているため、令和5年7月1日から令和5年12月31日までの同社の主要な損益情報等は下記のとおりとなります。

主要な損益情報等 (1)売上高   642,992千円

(2)経常利益  42,021千円

(3)当期純利益 33,077千円

(4)純資産額  224,621千円

(5)総資産額  423,913千円

7. 株式会社immunityは、令和6年2月に全株式を取得し連結子会社としております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

令和6年11月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ライフスタイル提案事業

94

メディアクリエイティブ事業

10

ディベロップメント事業

全社(共通)

5

合計

109

 (注)1.従業員数は就業人員数であります。なお、臨時雇用者数については従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

2.ディベロップメント事業は、営業部の従業員が兼務しております。

3.全社(共通)は、管理部及び内部監査室の従業員であります。

4.最近日までの1年間において従業員数が3名減少しておりますが、主な理由は通常の自己都合退職によるものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

令和6年11月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

69

45.1

5.0

4,400

 

セグメントの名称

従業員数(人)

ライフスタイル提案事業

64

メディアクリエイティブ事業

ディベロップメント事業

全社(共通)

5

合計

69

 (注)1.従業員数は就業人員数であります。なお、臨時雇用者数については従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。

2.ディベロップメント事業は、営業部の従業員が兼務しております。

3.全社(共通)は、管理部及び内部監査室の従業員であります。

 

(3)労働組合の状況

当社グループにおいて、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当社グループは、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号)」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成3年法律第76号)」の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。