回次 |
第10期 |
第11期 |
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決算年月 |
2018年3月 |
2019年3月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益 |
(千円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(千円) |
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包括利益 |
(千円) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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△ |
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(千円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
(注)1.当社は、第10期より連結財務諸表を作成しております。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.第10期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、また、第11期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
4.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
5.当社は、2018年7月24日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。また、2019年11月29日付で普通株式1株につき50株の割合で株式分割を行っております。第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
6.従業員数は、就業人員であります。
7.第10期及び第11期の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けております。
回次 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
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決算年月 |
2015年3月 |
2016年3月 |
2017年3月 |
2018年3月 |
2019年3月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
△ |
|
△ |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
(千円) |
△ |
|
△ |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
|
|
|
|
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
△ |
|
△ |
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潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
(円) |
|
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自己資本比率 |
(%) |
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|
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
|
|
|
|
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.第7期から第10期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、また、第11期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
3.株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載しておりません。
4.当社は、2018年7月24日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。また、2019年11月29日付で普通株式1株につき50株の割合で株式分割を行っております。第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
5.第7期及び第9期の自己資本利益率は、当期純損失であるため記載しておりません。
6.従業員数は、就業人員であります。
7.第10期及び第11期の財務諸表については「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けております。第7期、第8期及び第9期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しておりますが、当該監査を受けておりません。
8.当社は、2018年7月24日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。また、2019年11月29日付で普通株式1株につき50株の割合で株式分割を行っております。これらの結果、本書提出日現在における普通株式は3,750,000株となります。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133号)に基づき、第7期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第7期、第8期及び第9期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けておりません。
回次 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
|
決算年月 |
2015年3月 |
2016年3月 |
2017年3月 |
2018年3月 |
2019年3月 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
3.91 |
32.48 |
11.36 |
53.58 |
94.72 |
1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
△8.86 |
28.57 |
△21.12 |
42.22 |
57.94 |
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
1株当たり配当額 |
(円) |
- |
- |
- |
16.80 |
4.00 |
(うち1株当たり中間配当額) |
(-) |
(-) |
(-) |
(-) |
(-) |
2008年4月 2010年11月 |
東京都新宿区市谷左内町にオフィス内装事業を目的とした株式会社ドラフトを設立 東京都渋谷区神山町へ本社を移転 |
2012年4月 |
家具、インテリア用品等の企画・販売を目的とした株式会社ディーパブリックを子会社として設立 |
|
大阪府大阪市北区中之島に大阪支社を設置 |
2013年1月 |
東京都新宿区四谷へ本社を移転 |
11月 |
3D画像等の製作を目的としたD-RAWRITE INC.(フィリピン)を子会社として設立(現 連結子会社) |
12月 |
中国での事業展開を目的とした独到装飾芝木設計(上海)有限公司(中国)を子会社として設立 |
2016年10月 |
東京都渋谷区神宮前へ本社を移転 |
2017年10月 |
オリジナルオフィス家具(ブランド名「201°」)の販売を開始 |
2018年2月 |
独到装飾芝木設計(上海)有限公司を清算 |
3月 5月 2019年3月 |
株式会社ディーパブリックを吸収合併 大阪府大阪市中央区南船場へ大阪支社を移転 東京都渋谷区神宮前に本社サテライトオフィスを設置 |
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ドラフト)及び連結子会社であるD-RAWRITE INC.により構成されております。
(1)事業の内容
当社グループは、「ALL HAPPY BY DESIGN」を経営理念としております。
「ALL HAPPY BY DESIGN」は、デザインの力で世界にHAPPYの循環を作り出し、これによって社会に貢献することを意図しており、安らぎや活力など人々にプラスの価値を提供する空間の創造を通じて、この経営理念の実現を目指しております。
当社グループが行う空間のデザインは、その場に身を置く人々が、空間の視覚的・物理的構成により幸せを感じられるものであることを前提に、「その空間の目的」を実現するものであることを重視しております。例えば、オフィスであれば、ワーカー同士の協調を重視したい空間なのか、斬新なアイデアの創出を促したい空間なのか、外部に向けて会社のブランドを発信したい空間なのか、といった経営者の意図を的確に捉え、オフィスを単なる作業場ではなく、経営者が求める付加価値を生み出す「場」としたいと考えます。
当社グループの事業は、オフィス内装のデザイン及び施工の実施からスタートいたしました。当時、オフィスは単なるコストと捉えられており、限られたスペースを極力効率的に使用することがオフィス設計の主流となっておりました。
このような状況の中で当社グループは、「オフィスを企業のブランドを具現化した空間としたい」「オフィスを社員にとって誇れる場所としたい」という経営者の課題意識を的確に捉えると同時に、そこで働く全てのワーカーに質の高いヒューマンエクスペリエンス(注1)を提供することで事業を拡大して参りました。近年は働き方改革により、ワーカーが長い時間を費やすオフィス環境の重要性が益々高まっており、当社グループ事業にとって追い風となっております。また、当社グループの事業はオフィスに留まらず、様々な領域へと広がっております。現在、ヒューマンエクスペリエンスの在り方は、オフィスや商業施設といった建物の一部の内部空間だけでなく、ビルディングエントランスやロビーといった共用空間、さらには都市機能全体において問われており、当社グループの事業領域は、ビル共用部のデザインを行う環境設計(注2)、街区全体をデザインする都市開発(注3)、老朽化したビルディングのリニューアルデザイン等にも広がっております。
この他、当社グループのデザインに調和しつつ、アクティビティ・ベースド・ワーキング(注4)といった新しい働き方に対応したオリジナルオフィス家具(ブランド名「201°」)の企画・販売を行う等、事業の一層の拡張に取り組んでおります。
当社グループは、このようなデザインを基軸とした空間開発の企画・設計から施工までを業務としております。施工業務においては、元請けとしてプロジェクトマネジメント(注5)及びコンストラクションマネジメント(注6)を行っており、大工工事・電気工事・内装仕上工事等は外部協力会社へ外注しております。デザイン機能、プロジェクトマネジメント機能及びコンストラクションマネジメント機能が連携してクライアント業務にあたっており、図示すると以下のとおりとなります。
なお、当社グループは企画・設計・施工事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)事業の特色
当社グループの事業の特色は、デザインを切り口として多領域で事業を展開している点にあります。
当社グループは、グループ従業員の約6割がデザイン部門に所属し、代表取締役自らもデザインを行います。デザインのコンセプトはその空間の目的によって異なるため、特徴を言葉で表すことは困難ですが、「その空間にいる人が幸せになる」「居心地のいい空間とする」ことを大切にしているため、空間の広さを感じられるデザインを採用する傾向にあります。例えば、天井を抜いて高さを出す、段差を活用して奥行きを出す、自然光の取り込みを工夫するといったデザインがこれに該当します。また、床・壁・オフィス什器・植栽等の色味、質感を統一することにより、一体感・安定感の演出も行います。事例1は当社グループの施工事例、事例2及び事例3は当社の本社オフィスです。当社グループのデザインの特徴をよく表したものとなっております。
(事例1) (事例2) (事例3)
(商業施設の事例)
(3)子会社の事業内容
連結子会社であるD-RAWRITE INC.は、フィリピンにおいて、当社が発注する3Dイメージパース(注7)等の製作を行っております。クライアント企業へのプレゼンテーション等で使用する3Dイメージパースの製作には多大な時間を要します。これを優秀なエンジニアが多数存在するフィリピンで内製することにより、ノウハウ・スキルの蓄積による品質の向上、業務の効率化及びコスト削減を実現しております。
(4)事業系統図
※ 用語解説
(注1)当社グループでは、その空間にいる人々の心地よい体験や満足感を表現する言葉としてヒューマンエクスペリエンスを使用しております。
(注2)環境設計とは、オフィスビルディング、商業施設等のエントランス・ロビー・エレベーターホール・周辺植栽等共用スペース、又は建物各階の共通デザインコンセプトの立案、設計及び施工等の業務を指します。環境設計の良し悪しが、当該建築物のブランドイメージを左右することとなります。事例1は、オフィスビルメインロビーの環境設計の完成イメージです。
(注3)都市開発とは、街区開発の基本コンセプト立案、具体的デザインの制作、設計及び個別建物の内外装工事等の業務を指しております。事例2は都内の駅周辺開発の完成イメージです。
(注4)アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)は、オランダ・Veldhoen+Company社により提唱された働き方の概念で、仕事内容に合わせて自由に場所を選び、より生産性の高い働き方を実現する設計思想です。ABWでは、「高集中」「コワーク」「テレビ電話」「リチャージ」等、10タイプの働き方を定義し(下図)、それぞれに最適な環境作りを目指します。「201°」は、「対話」「高集中」「アイデア出し」等の働き方に対応しております。(事例3~5)
(注5)プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトの全体計画を立案し、コスト・資源・時間を総合的に管理してプロジェクトを完了へ導くコントロールを指します。
(注6)コンストラクションマネジメントとは、プロジェクトの全体計画に従い、主にコスト及び外注管理を行って事故なく、計画どおりにプロジェクトを完了させるコントロールを指します。
(注7)3Dイメージパースとは、図面をもとに作成する建物の外観や室内の完成予想画像で、施主と完成イメージを共有する上で非常に重要なツールです。当社グループでは、連結子会社であるD-RAWRITE INC.において、質の高い立体的な3Dイメージパースを製作しております。事例1及び事例2の画像は、同社が作成した3Dイメージパースです。
(事例1) (事例2)
(図:ABWのタイプ) (事例3) (事例4) (事例5)
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
(連結子会社) |
|
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|
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D-RAWRITE INC. |
フィリピン・セブ州 |
1,000千 フィリピン・ペソ |
企画・設計・施工事業 |
100.0 |
役員の兼任1名 業務委託 |
(注)1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
2.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
3.D-RAWRITE INC.は、特定子会社に該当しております。
(1)連結会社の状況
2020年1月31日現在 |
従業員数(人) |
|
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.当社グループは、企画・設計・施工事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
3.最近日までの1年間において従業員数が19名増加しております。主として業容拡大に伴う採用によるものであります。
(2)提出会社の状況
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|
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2020年1月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
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|
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、企画・設計・施工事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
4.最近日までの1年間において従業員数が21名増加しております。主として業容拡大に伴う採用によるものであります。
(3)労働組合の状況
当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。