回次 |
第11期 |
第12期 |
|
決算年月 |
平成28年7月 |
平成29年7月 |
|
売上高 |
(千円) |
|
|
経常利益 |
(千円) |
|
|
親会社株主に帰属する |
(千円) |
|
|
包括利益 |
(千円) |
|
|
純資産額 |
(千円) |
|
|
総資産額 |
(千円) |
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
|
|
潜在株式調整後 |
(円) |
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
営業活動による |
(千円) |
|
△ |
投資活動による |
(千円) |
△ |
△ |
財務活動による |
(千円) |
|
|
現金及び現金同等物 |
(千円) |
|
|
従業員数 |
(名) |
〔 |
〔 |
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場のため期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
3.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
4.前連結会計年度(第11期)及び当連結会計年度(第12期)の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。
5.当社は第11期より連結財務諸表を作成しております。
6.平成30年2月8日付で普通株式1株につき60株の株式分割を行っておりますが、第11期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
回次 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
第12期 |
|
決算年月 |
平成25年7月 |
平成26年7月 |
平成27年7月 |
平成28年7月 |
平成29年7月 |
|
売上高 |
(千円) |
|
|
|
|
|
経常利益 |
(千円) |
|
|
|
|
|
当期純利益 |
(千円) |
|
|
|
|
|
資本金 |
(千円) |
|
|
|
|
|
発行済株式総数 |
(株) |
|
|
|
|
|
純資産額 |
(千円) |
|
|
|
|
|
総資産額 |
(千円) |
|
|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
|
|
|
|
|
1株当たり配当額 |
(円) |
( |
( |
( |
( |
( |
1株当たり当期純利益 金額 |
(円) |
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株 |
(円) |
|
|
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
|
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
配当性向 |
(%) |
|
|
|
|
|
従業員数 |
(名) |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場のため期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
3.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
4.主要な経営指標等のうち、第8期から第10期については会社計算規則(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定による監査証明を受けておりません。
5.前事業年度(第11期)及び当事業年度(第12期)の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けておりますが、第8期、第9期及び第10期の財務諸表については、当該監査を受けておりません。
6.平成30年1月16日開催の取締役会決議により、平成30年2月8日付で普通株式1株当たり60株の株式分割を行っております。第11期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
7.平成27年6月23日付で普通株式1株につき20株の株式分割を、平成30年2月8日付で普通株式1株につき60株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本証券取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133号)に基づき、第8期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定した場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。
なお、第8期、第9期及び第10期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けておりません。
|
|
第8期 平成25年7月 |
9期 平成26年7月 |
10期 平成27年7月 |
11期 平成28年7月 |
12期 平成29年7月 |
1株当たり純資産額 |
(円) |
110.84 |
123.09 |
289.01 |
294.59 |
515.50 |
1株当たり当期純利益 |
(円) |
24.09 |
12.26 |
389.07 |
6.47 |
69.80 |
潜在株式調整後1株 当たり当期純利益 |
(円) |
― |
― |
― |
― |
― |
1株当たり配当額 (1株当たり中間配当額) |
(円) |
― (―) |
― (―) |
― (―) |
― (―) |
― (―) |
当社の創業者である米山実香(現 取締役管理部長)は平成17年9月に国内外のクルーズ乗船券の販売を目的とした株式会社ベストワンドットコムを設立いたしました。その後、平成24年2月に代表取締役社長を米山実香から現 代表取締役社長である澤田秀太に変更し、現在に至っております。
当社設立以後の当社グループに係る沿革は、次のとおりであります。
年 月 |
事 項 |
平成17年9月 |
国内外のクルーズ乗船券の販売を目的とした株式会社ベストワンドットコムを渋谷区松濤に資本金1,050万円で設立 |
平成17年12月 |
東京都へ第3種旅行業登録(東京都知事登録旅行業第3-5693号) |
平成18年1月 |
オンライン旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」運用開始 |
平成21年7月 |
本社を港区六本木5丁目に移転 |
平成25年7月 |
資本金を3,350万円へ増資 |
平成25年7月 |
本社を新宿区新宿6丁目移転 |
平成26年9月 |
資本金を8,350万円へ増資 |
平成26年9月 |
ハネムーンクルーズ専門サイト「HUNEMOON」オープン |
平成26年12月 |
観光庁へ第1種旅行業に変更登録(観光庁長官登録旅行業第1980号)し、自社企画旅行を販売開始 一般社団法人日本旅行業協会(JATA)へ加盟 |
平成27年6月 |
本社を新宿区新宿5丁目に拡大移転 |
平成28年3月 |
株式会社ファイブスタークルーズ(現連結子会社)を完全子会社化 |
平成29年7月 |
資本金を1億3,207万円へ増資 |
平成29年8月 |
本社を新宿区富久町に拡大移転 |
平成29年11月 |
株式会社アドベンチャーと販売業務提携 |
当社グループは、当社(株式会社ベストワンドットコム)及び当社の連結子会社1社(株式会社ファイブスタークルーズ)によって構成されております。当社グループは、クルーズ旅行に特化したオンライン旅行会社として、主に個人顧客をターゲットに、海外・国内クルーズの乗船券やパッケージ旅行の販売を行っています。
また、顧客のニーズに応えるべく、クルーズ旅行に必要な航空券、ホテル、送迎、オプショナルツアーなど様々な旅行商品を提供しております。
当社グループは、旅行業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載せず、主要な事業についてその特徴を記載します。
(当社グループの特徴)
当社グループでは、国内を含む世界中のクルーズ乗船券やパッケージ旅行を、当社WEBサイトへの掲載、WEBサイトへの集客によって販売しており、店舗を運営しておりません。
販売チャネルをインターネットに限定し、お客様とのやり取りについては、メール及び電話を主な手段とすることで店舗運営にかかる固定費等のコスト削減を図っております。
当社グループでは、専門スタッフによるお客様のサポートに加え、24時間対応のオンライン予約を強化しており、クルーズ乗船券やパッケージ旅行の空室料金照会と予約が24時間いつでも可能です。
空室や料金の問い合わせを行い、その回答を以て検討を始める、という従来の検討行動では、営業時間や連絡手段、場所による制約がありましたが、オンラインでの空室料金照会と予約受付は、曜日や時間を問わず検討、予約したいというお客様のニーズに対応しております。
当社グループでは、お客様が検索できる商品の拡充を図るため、国内外の61社(平成30年2月28日時点)の船会社と契約し、当社WEBサイトへのコース登録総数は17,101コース(平成30年2月28日時点)となっております。また、複数の船会社とのAPI連携(注)を行うことにより、従来のコース登録に必要とした作業時間削減と、提携船会社が掲載している全てのコースが当社WEBサイトへ自動で掲載され、リアルタイムな空室状況及び料金の反映が実現しており、API連携によるコース登録数は3,709コース(平成30年2月28日時点)となっております
また、当社グループでは、クルーズ乗船券の取扱い(手配旅行)により、価格帯や期間などのお客様の多様なニーズへの対応が可能であり、パッケージツアー(募集型企画旅行)が主体の他社との差別化を図っております。
船会社とのAPI契約(平成30年2月28日時点)
提携船会社 |
掲載コース数 |
MSCクルーズ(イタリア) |
984 |
ロイヤルカリビアンインターナショナル(アメリカ) |
896 |
セレブリティクルーズ(アメリカ) |
522 |
コスタクルーズ(イタリア) |
377 |
カーニバルクルーズ(アメリカ) |
298 |
ノルウェージャンクルーズライン(アメリカ) |
274 |
アザマラクルーズ(アメリカ) |
256 |
プルマントゥールクルーズ(スペイン) |
99 |
セレスティアルクルーズ(ギリシャ) |
3 |
合計 |
3,709 |
(注) API連携とは、Application Programming Interfaceの略で、ソフトウェアコンポーネントが互いにやり取りするのに使用するインターフェースのこと。具体的には船会社各社が持つ予約システムの機能や情報を当社WEBサイトで利用することをいいます。
当社は、旅行業法に基づく第一種旅行業者に登録しており、自社でクルーズツアーを企画しております。
国内外の多くの船会社との契約を背景にしたコース選択の多様さや、インターネット販売ならではの機動力を生かし、船会社特別料金を反映した期間限定ツアーなどを発表し、多くのお客様にご利用を頂いています。
当社グループは、クルーズ旅行に関して、提案経験の豊富なスタッフがお客様のサポートを行っております。
近年、インターネットの普及により、個人が能動的に様々な情報を検索、取得、発信することが可能となりましたが、クルーズ旅行に関する情報が普及しておらず、購買経験が無いお客様も多いことから、旅行会社によるアドバイスや商品提案に一定のニーズがあると把握しております。
このニーズに応えるため、24時間対応のオンライン予約と、専門スタッフによるメールや電話対応を2つの柱とすることで、初めてクルーズを検討するお客様にも安心のサポートを提供しています。
多店舗運営ではなく1拠点ですべての接客対応を行うことにより、商品知識や接客・提案に関する知識が共有蓄積されやすく、専門性を高めやすい販売体制となっております。
また、取引船会社による社内研修会の定期開催や、入社後半年以内の乗船研修など、教育訓練にも注力し、他社との差別化を図っております。
インターネット販売を支えるのが、技術力とマーケティング力であります。そのため、旅行の企画や手配等の業務だけでなく、WEBサイト構築やWEBマーケティングに関わる主要業務を内製化しております。
開発経験豊富なエンジニアの採用により、当社WEBサイトのユーザビリティや各種機能について日常的に向上を図るとともに、船会社とのAPI連携や、その他の商品登録のスピード化などに取り組んでおります。
また、マーケティングについても広告代理店等を利用せず、自社で蓄積した経験・知識を活用して、WEBマーケティングによる集客や利用顧客のリピーター化の向上を図っております。
SEO(注1)への注力の結果、平成25年10月から平成30年1月までの約4年間で、PV数(注2)は11倍超へと増加しております。
(注1) Search Engine Optimization の略称であり、検索エンジンにおける検索結果でより上位に表示されるようにWEBサイトの内容を最適化すること。
(注2) ページビュー(Page View)の略称で、WEBサイトのページを閲覧した回数のこと。
(当社グループの主な運営サイト)
ベストワンクルーズは、国内外のクルーズ乗船券とパッケージツアーをオンラインで検索、予約可能なサイトであります。乗船券、自社企画ツアーの販売に加え、各提携旅行会社企画のパッケージツアーを販売する為、取扱いコース数は17,101コース(平成30年2月28日時点)が登録されております。
ハネムーンを検討しているカップルへ向けたクルーズ専門サイトです。ハネムーンにかける日数、予算などの調査に基づき、若年層でも楽しめるクルーズコースに限定して紹介しております。
ベストワンクルーズとは別サイトとして独自のマーケティングを行うことで、当初クルーズを検討していなかったハネムーナーへもアプローチし、クルーズ旅行認知の向上を図っております。
高級船専門のクルーズ旅行会社として、子会社(株式会社ファイブスタークルーズ)が運営しております。「すべてのお客様に初めての感動体験を」を謳い、クルーズ旅行を身近な旅行スタイルとして提案する当社とは対照的に、社名通り5つ星のラグジュアリー客船(注)と、その他の客船のスイートに限定して富裕層、シニア向けに販売を行っております。
これにより様々な顧客属性、嗜好に対応できる販売体制をグループで構築しております。
(注) 具体的には以下の船会社を指します。(「クルーズ教本」日本外交客船協会/日本旅行業協会 より)
キュナードライン、シーボーンクルーズライン、リージェントセブンシーズ、クリスタルクルーズ、シルバーシークルーズ、ハパグロイドクルーズ
[事業系統図]
名称 |
住所 |
資本金 (千円) |
主要な事業 の内容 |
議決権の所有 (又は被所有) 割合(%) |
関係内容 |
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
株式会社ファイブスタークルーズ |
東京都新宿区 |
20,000 |
旅行業 |
100.0 |
役員の兼務3名 管理業務の業務受託 |
(注) 1.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
2.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
3.特定子会社であります。
当社グループは旅行業の単一セグメントであるため、部門別に記載しております。
平成30年2月28日現在
部門の名称 |
従業員数(名) |
旅行部 |
15(5) |
経営企画部 |
2 |
管理部 |
3 |
合計 |
20(5) |
(注) 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間平均雇用人数を外数で記載しております。
平成30年2月28日現在
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
20(5) |
28.9 |
2.9 |
3,111 |
平成30年2月28日現在
部門の名称 |
従業員数(名) |
旅行部 |
15(5) |
経営企画部 |
2 |
管理部 |
3 |
合計 |
20(5) |
(注) 1.従業員数は就業人員(使用人兼務役員の人数を含みます)であり、臨時従業員数は( )内に年間平均雇用人数を外数で記載しております。
2.平均年齢及び平均勤続年数は、一般従業員におけるものであり、臨時従業員を含めてのものではありません。
3.平均年間給与は、一般従業員におけるものであり、臨時従業員を含めてのものではありません。なお、平均年間給与には賞与及び基準外賃金を含んでおります。
当社グループには、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。