種類 |
発行可能株式総数(株) |
普通株式 |
24,000,000 |
計 |
24,000,000 |
(注)平成29年7月10日開催の取締役会決議により、平成29年8月1日付で株式分割に伴う定款の変更を行い、発行
可能株式総数は3,998,000株増加し、4,000,000株となっております。また、平成29年12月1日開催の臨時株主
総会決議により、同日付で定款の変更を行い、発行可能株式総数は4,000,000株増加し、8,000,000株となって
おります。また、平成29年12月13日開催の取締役会決議により、平成30年1月6日付で株式分割に伴う定款の
変更を行い、発行可能株式総数は16,000,000株増加し、24,000,000株となっております。
種類 |
発行数(株) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
普通株式 |
6,000,000 |
非上場 |
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。 |
計 |
6,000,000 |
- |
- |
(注)1.平成29年7月10日開催の取締役会決議により、平成29年8月1日付で普通株式1株につき2,000株の株式
分割を行っております。これにより発行済株式数は1,999,000株増加し、2,000,000株となっております。
また、平成29年12月13日開催の取締役会決議により、平成30年1月6日付で普通株式1株につき3株の株
式分割を行っております。これにより発行済株式数は4,000,000株増加し、6,000,000株となっております。
2.平成29年7月10日開催の取締役会決議により、平成29年8月1日付で1単元を100株とする単元株制度を
採用しております。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
年月日 |
発行済株式総数増減数(株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額(千円) |
資本金残高 (千円) |
資本準備金増減額(千円) |
資本準備金残高(千円) |
平成24年8月31日 (注)1 |
- |
1,000 |
50,000 |
100,000 |
- |
- |
平成29年8月1日 (注)2 |
1,999,000 |
2,000,000 |
- |
100,000 |
- |
- |
平成30年1月6日 (注)3 |
4,000,000 |
6,000,000 |
- |
100,000 |
- |
- |
(注)1.その他利益剰余金の資本組入れによる増資であります。
2.株式分割(1:2,000)によるものであります。
3.株式分割(1:3)によるものであります。
平成30年1月31日現在 |
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満株式の状況 (株) |
|||||||
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
個人以外 |
個人 |
||||||||
株主数(人) |
- |
- |
- |
2 |
- |
- |
12 |
14 |
- |
所有株式数 (単元) |
- |
- |
- |
17,520 |
- |
- |
42,480 |
60,000 |
- |
所有株式数の割合(%) |
- |
- |
- |
29.20 |
- |
- |
70.80 |
100 |
- |
平成30年1月31日現在 |
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
無議決権株式 |
- |
- |
- |
議決権制限株式(自己株式等) |
- |
- |
- |
議決権制限株式(その他) |
- |
- |
- |
完全議決権株式(自己株式等) |
- |
- |
- |
完全議決権株式(その他) |
普通株式 6,000,000 |
60,000 |
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であり、単元株式数は100株であります。 |
単元未満株式 |
- |
- |
- |
発行済株式総数 |
6,000,000 |
- |
- |
総株主の議決権 |
- |
60,000 |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
当社は、利益配分につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。
当社は、年1回、期末に剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
これらの剰余金の配当の決定機関は、株主総会であります。
また当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を、取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。
第33期事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり90,000円の配当を実施しております。この結果、当事業年度の配当性向は18.6%となりました。
内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、今まで以上にコスト競争力を高め、市場ニーズに応える技術開発・生産体制を強化するために有効投資してまいりたいと考えております。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 |
配当金の総額 |
1株当たり配当額 |
平成29年6月27日 |
90,000 |
90,000 |
(注)当社は、平成29年8月1日付で普通株式1株につき2,000株の株式分割を行っており、また、平成30年1月6日付で普通株式1株につき3株の株式分割を行っております。当該分割が第33期の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり配当額は15.00円であります。
当社株式は非上場であるため、該当事項はありません。
男性9名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)
役名 |
職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
代表取締役 社長 |
― |
広瀬 克利 |
昭和16年12月20日生 |
昭和42年4月 日本テルペン化学㈱ 入社 昭和60年1月 当社 設立 当社 代表取締役社長 平成15年4月 大地化成㈱ 取締役 平成15年10月 大神医薬化工(太倉)有限公司 執行董事 平成17年3月 大地化成㈱ 代表取締役 平成21年2月 KNC興産㈱ 代表取締役(現任) 平成21年4月 当社 代表取締役社長 兼 バイオ事業部長 平成28年10月 当社 代表取締役社長 兼 バイオ事業部長 兼 開発本部長 平成29年3月 当社 代表取締役社長(現任) |
(注)5 |
1,842,000 |
専務取締役 |
機能材料事業部長 |
宮内 仁志 |
昭和30年3月18日生 |
昭和48年4月 日本テルペン化学㈱ 入社 昭和60年1月 当社 設立 当社 取締役 昭和63年5月 当社 常務取締役 岩岡工場長 平成10年2月 当社 常務取締役 市川研究所長 兼 医薬材料部長 平成11年11月 当社 専務取締役 平成13年4月 当社 専務取締役 出雲事業部長 平成18年3月 大地化成㈱ 代表取締役 平成21年4月 当社 専務取締役 機能材料事業部長(現任) 平成27年9月 大神医薬化工(太倉)有限公司 執行董事 |
(注)5 |
1,062,000 |
取締役 |
経営企画室長 兼 経理管掌 |
先砥 庸治 |
昭和25年2月19日生 |
昭和49年4月 住友化学工業㈱(現 住友化学㈱) 入社 平成17年7月 住友製薬㈱(現 大日本住友製薬㈱) 出向 平成17年10月 同社 技術センター 合成化学研究部長 平成20年1月 大日本住友製薬㈱ 入社 同社 合成化学研究部長 平成20年6月 同社 プロセス化学研究所長 平成22年3月 当社 入社 当社 経営企画室長 平成23年5月 当社 取締役経営企画室長 平成24年4月 当社 取締役医薬事業部長 平成28年9月 当社 取締役経営企画室長 平成29年3月 当社 取締役経営企画室長 兼 経理管掌(現任) |
(注)5 |
- |
取締役 |
医薬事業部長 |
笹本 耕一 |
昭和26年10月15日生 |
昭和50年4月 鐘淵化学工業㈱(現 ㈱カネカ) 入社 平成17年4月 同社 機能性食品事業部長 平成18年4月 同社 ヘルスケアプロダクツ事業本部 技術統括部長 平成19年4月 ㈱大阪合成有機化学研究所 出向 平成19年6月 ㈱大阪合成有機化学研究所 代表取締役社長 平成28年6月 同社 顧問 平成28年9月 当社 取締役医薬事業部長(現任) |
(注)5 |
- |
役名 |
職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
取締役 |
バイオ事業部長 兼 開発本部長 |
田中 巧 |
昭和26年7月26日生 |
昭和57年4月 和光純薬工業㈱ 入社 平成16年4月 同社 臨床検査薬事業部事業開発本部 ゲノム研究所所長 平成17年10月 同社 化成品事業部 事業開発本部 化成品研究所長 平成21年4月 同社 執行役員化成品事業部 化成品開発本部長 兼 化成品研究所長 平成21年6月 同社 取締役執行役員 平成23年4月 同社 取締役執行役員試薬事業部長 監査役(非常勤)(北海道和光純薬㈱、仙台和光純薬㈱、和研薬㈱、京都和光純薬㈱、広島和光㈱) 平成23年6月 同社 取締役常務執行役員 平成24年6月 同社 取締役専務執行役員 平成26年4月 同社 取締役専務執行役員試薬化成品事業部長 兼 開発第一本部長 平成27年7月 同社 常勤アドバイザー(ライフサイエンス研究所) 平成28年4月 同社 非常勤アドバイザー 平成28年9月 当社 取締役 平成29年4月 当社 取締役バイオ事業部長 兼 開発本部長(現任) |
(注)5 |
- |
取締役 |
― |
毛利 充邦 |
昭和22年7月26日 |
昭和45年4月 長瀬産業㈱ 入社 平成8年6月 ナガセ化成工業㈱(現 ナガセケムテックス㈱) 取締役 平成11年6月 同社 代表取締役常務 平成13年4月 ナガセケムテックス㈱ 取締役 平成14年4月 エヌシーケー㈱ 取締役 平成14年4月 ナガセファインケムシンガポールリミテッド 取締役 平成14年12月 オンファイン㈱ 取締役 平成16年6月 ナガセケムテックス㈱ 代表取締役常務 平成18年4月 オンファイン㈱ 代表取締役常務 平成20年4月 長瀬産業㈱ 常務執行役員 ナガセケムテックス㈱ 代表取締役社長 平成24年4月 ㈱林原 取締役副社長 平成26年7月 同社 上席顧問 平成27年4月 同社 アドバイザー 平成29年3月 当社取締役(現任) |
(注)5 |
- |
常勤監査役 |
― |
増田 修巳 |
昭和19年7月4日生 |
昭和42年4月 日本テルペン化学㈱ 入社 昭和46年1月 ガデリウス㈱(現 ABB) 入社 平成59年4月 同社 名古屋事務所所長 平成7年10月 同社 サービス部長 平成14年12月 オオトリ㈱ 入社 同社 取締役営業部長 平成16年9月 神鋼EN&Mサービス㈱ 入社 平成23年9月 NTTビューテック㈱ 入社 平成25年1月 ㈱大和研装社 入社 平成26年6月 当社 監査役(現任) |
(注)6 |
- |
役名 |
職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
監査役 |
― |
久松 公正 |
昭和20年5月13日 |
昭和43年4月 日本テルペン化学㈱ 入社 平成元年4月 同社 東京営業所長 平成4年4月 当社 入社 東京営業所長 平成13年3月 当社 取締役 平成16年12月 当社 取締役総務部長 平成19年10月 当社 常務取締役 平成21年4月 当社 常務取締役管理部門長 兼 人事部長 平成22年10月 当社 常務取締役管理部門長 平成25年4月 当社 常務取締役営業本部長 平成26年6月 当社 取締役営業本部長 平成27年6月 当社 最高顧問 平成27年9月 大神医薬化工(太倉)有限公司 総経理 平成29年3月 当社 監査役(現任) |
(注)6 |
- |
監査役 |
― |
塚本 純久 |
昭和42年2月18日 |
平成12年10月 朝日監査法人(現 有限責任 あずさ監査法人)入所 平成26年2月 塚本公認会計士事務所 代表(現任) 平成26年5月 アルテ監査法人パートナー 平成28年1月 ㈱オフィストゥーカム設立代表取締役(現任) 平成29年3月 ㈱SAMBAR 監査役(現任) 平成29年3月 当社 監査役(現任) 平成29年8月 アルテ監査法人 代表社員(現任) 平成29年8月 ㈱オステオファーマ 監査役(現任) |
(注)6 |
- |
計 |
2,904,000 |
(注)1.取締役 毛利充邦は、社外取締役であります。
2.監査役 増田修巳、塚本純久は、社外監査役であります。
3.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は以下のとおりであります。
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
所有株式数 (株) |
高橋 和人 |
昭和38年10月8日 |
平成5年10月 中央監査法人(現みすず監査法人)入所 平成19年8月 あずさ監査法人(現 有限責任 あずさ監査法人)入所 平成28年7月 高橋和人公認会計士事務所開設 代表(現任) 平成29年6月 ㈱住友倉庫 非常勤監査役(現任) 平成29年10月 兵庫県立大学会計専門職大学院非常勤講師(現任) |
- |
4.当社では、意思決定・監督と執行の分離による取締役会の活性化のため、執行役員制度を導入しております。執行役員は5名で、営業第三部長 真岡宅哉、機能材料第二部長 釜坂公浩、医薬フロンティア部長 閨 正博、総務部長 栗山康秀、人事部長 松尾浩司で構成されております。
5.平成29年12月1日開催の臨時株主総会終結の時から、平成30年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
6.平成29年12月1日開催の臨時株主総会終結の時から、平成33年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、創業以来、社会の一員としての責任を強く意識して会社経営を行ってきました。すなわち、化学技術によって社会の発展に貢献する上で、自らも成長して持続的な発展を目指し、ビジネスパートナーとは共存共栄を図り、社会の一員としての責任を果たすということです。
そのために、当社は、当社に関わる全てのステークホルダーの利害を調整しつつ株主の利益を最大限尊重することにより、健全で持続的な成長が実現され、それが企業価値の向上に繋がるものと考えています。この認識のもと、コーポレート・ガバナンスの強化に努めています。
また、当社が社会の一員であるとの認識に基づき、法令遵守に対する倫理観の形成・浸透及び情報開示の適正性と透明性の確保に努めています。
① 企業統治の体制
イ.企業統治の体制の概要
当社は監査役制度を採用しており、取締役会及び監査役会を中心としたコーポレート・ガバナンス体制を構築することで、取締役会の意思決定と取締役の業務執行を適正に監督及び監視しております。更に、監督及び監視を強化するため、社外取締役及び社外監査役を選任しております。また、監査役会、内部監査室及び監査法人の連携により、監査体制をより強化しております。
(a)取締役会・取締役
取締役会は、社外取締役1名を含む取締役6名で構成され、会社法で定められた事項及び当社の経営に関する重要事項について審議・決議するとともに、取締役の業務執行を監督しております。
また、毎月の営業状況や業績の報告が行われ、経営課題等について審議・決議しており、原則として定時取締役会を毎月1回、必要に応じて臨時取締役会を開催し、状況に応じた迅速な意思決定と社内への浸透を図っております。また、監査役も出席し、適宜意見を述べることで経営に関する適正な牽制機能を果たしております。
(b)監査役会・監査役
監査役会は、常勤監査役1名及び非常勤監査役2名の計3名(うち2名は社外監査役)で構成されております。監査役会では、監査方針・監査計画を策定し、各監査役は当該計画に従って取締役会の参加等を通じて監査しております。また、監査役会では各監査役の監査結果の報告を受けて審議しており、必要に応じて社長又は取締役会へ勧告・助言を行うこととしております。原則として監査役会は毎月1回、必要に応じて臨時に監査役会を開催しております。
(c)経営会議
業務執行に関する取締役会付議事項を必要に応じて事前審議し、取締役会決議事項の具体的な業務執行方法の審議を行う機関として経営会議を設置し、定例で月1回、必要に応じて臨時に経営会議を開催しております。
経営会議は取締役、執行役員、監査役、その他特に指名された者を出席者とし、協議を経て議長である代表取締役が決裁致します。
(d)内部監査
内部監査室(人員1名)は、法令の遵守状況及び業務活動の効率性等について、当社各部門に対し内部監査を実施し、業務改善に向け具体的に助言・改善勧告を行っております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制の概略図は以下のとおりであります。
ロ.当該体制を採用する理由
当社は、監査役会設置会社であり、業務執行に対して、取締役会による監督と監査役による監査という二重のチェック体制を取っております。また、社外取締役及び社外監査役が、取締役会にて独立性の高い立場から発言を行い、客観的かつ中立的な立場から監督及び監視を行う一方で、監査役、内部監査室及び会計監査人が業務執行を把握できるよう連携を強化することで、社内外からの経営監視機能が十分に発揮される体制が確保できていることから、本体制を採用しております。
ハ.その他の企業統治に関する事項
・内部統制システムの整備の状況
当社は会社法及び会社法施行規則に基づく業務の適正を確保するための体制の整備を目的として、平成29年1月16日開催の取締役会において、内部統制システムの基本方針について決議致しました。当該方針に従って、以下のとおり内部統制システムを整備・運用しております。
a 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
・当社は、「企業行動規範」を定め、役職員に周知する。当社の役職員は、法令・定款及び決められたルールを遵守し、かつ企業倫理にもとる行為を行わないことを職務執行の基本とする。
・当社は、業務遂行する上で遵守すべき基準及び諸手続をまとめた諸規程を作成し、これを遵守する。
・当社は、「リスクマネジメント及びコンプライアンス規程」に基づき、経営会議においてコンプライアンスに係る方針、施策を決定し、啓蒙、指導を行う。
・当社は、各所管業務に関して内部監査を行う部署として内部監査室を設置する。内部監査室は、経営活動の全般にわたる管理・運営の制度及び業務執行の状況を適法性及び各種基準への適合性の観点から検討・評価し、改善への助言・提案等を行う。
・役職員がコンプライアンス違反行為又はその恐れがあると認めた場合、社長が選任する社内外の相談・通報窓口に直接通報することができる。窓口に寄せられた情報は経営会議により適切に処理され、また、通報者が通報により不利益な取扱いを受けることのない制度とする。
b 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
・当社の役職員の職務執行に関する情報は、法令に基づくものに加え、「情報管理規程」、「文書管理規程」等の諸規程及びこれらに関する各細則・基準、各マニュアル・手順に従い、適切に保存及び管理を行う。
c 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
・当社は、「リスクマネジメント及びコンプライアンス規程」に基づき、経営会議においてリスクマネジメントに係る方針、施策を決定し、個別リスクの検討課題ごとに具体策を検討・実施する所管部署を決定して、その指導、監督を行う。
・当社は、危機発生時における基本方針、体制、情報伝達ルート等を「リスクマネジメント及びコンプライアンス規程」及び「危機対応細則」に定め、危機の早期収拾、損害拡大の防止を図る。
d 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
・当社は、効率的な経営のため、以下の各経営計画を策定し、これに基づき運営する。
(1)3事業年度を期間とする中期経営計画を策定し、これを実行するための経営目標を定める。
(2)取締役、監査役及び執行役員で構成する経営会議を定期的に開催し、当社の業務執行の方針の決定及び業務執行状況の報告を行う。
・当社は、効率的な経営のための組織、業務分掌、職務権限について、各々「組織規程」、「業務分掌規程」、「職務権限規程」を定め、運営する。
e 当社グループにおける業務の適性を確保するための体制
・当社は、当社グループの業務の適正を図るため「関係会社管理規程」において、子会社及び関連会社の意思決定に関する当社の関与の基準及び程度並びに報告事項を明確にし、必要に応じて関係会社管理部署において指導を行う。
f 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並びに当該使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実行性の確保に関する事項
・当社は、規程に基づき、監査役の求めに応じて監査役の職務を補助するため補助する使用人を置くものとする。その員数、能力等については監査役の要請に基づき、必要に応じて見直すことに努める。
・監査役を補助している使用人は監査役の指揮命令の下で業務を執行するものとし、当該指揮命令に従わなかった場合には社内処分の対象とする。また、当該使用人の異動等については監査役の事前同意を必要とする。
g 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制並びに当該報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
・当社の役職員は、当社の各監査役の要請に応じて必要な報告を行う。
・当社社長の決裁を必要とする重要な意思決定については常勤監査役に回覧し、当社の取締役会の決議事項に関する情報は、各監査役に事前に通知する。
・当社の役職員は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実又は法令・定款に違反する事実やそのおそれのある事項もしくは著しく不当な事項を知ったときは、これを監査役に報告する。
・当社の内部通報制度の通報窓口に寄せられた情報のうち、法令・定款に違反する事実やそのおそれのある事項又はその他重要な事項については当社の担当部門を通じて監査役に報告する。
・当社の役職員が内部通報その他の情報について監査役に通報をしたことに関して不利な取扱いを行うことを禁止する。
h 監査役の職務の執行について生じる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生じる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
・監査役の職務の執行のために必要な費用については、請求時速やかに処理するものとし、必要に応じて事前に支払う。
i その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
・監査役は、経営状況に関する重要な会議及び内部統制に関する重要な会合に参加し、意見を述べることができる。
・監査役は、内部監査部門及び会計監査人と連携を図るため、必要な範囲内で内部監査報告を受け、会計監査講評等に立ち会う。
・監査役が作成する年間監査計画における当社全体の重点監査事項は、取締役及び執行役員に周知され、取締役及び執行役員はこれに協力する。
・代表取締役は定期的に監査役との懇談を行い、業務執行における適正を確保するため相互に意見交換を行う。
ニ.リスク管理体制の整備の状況
「リスクマネジメントおよびコンプライアンス規程」を制定し、リスクの現実化防止の観点に基づき、確実なリスク事象の認識と適切な対応策の整備・運用を行っております。
② 内部監査及び監査役監査の状況
当社の内部監査は、社長直轄の内部監査室(人員1名)が定期的に実施しております。社長の承認を受けた内部監査計画に基づき当社の業務が、法令や各種規程類及び経営計画等に準拠して実施されているか、効果的かつ効率的に行われているか等について調査・確認し、内部監査報告書を作成、社長に報告し、必要に応じて助言・改善勧告を行っております。
当社の監査役会は、社外監査役2名を含む3名で構成されております。
監査役は、監査役会で決定した監査方針・監査計画に基づき取締役会へ出席して必要に応じて意見を述べる他、常勤監査役が、経営会議等の重要会議に参加し、また取締役等との面談、重要決裁書類等の閲覧及び各部門の往査等を通じて監査を行い、監査結果を監査役会に報告しております。監査役会では報告された監査結果を審議しており、必要に応じて社長又は取締役会へ勧告・助言を行うこととしております。また、会計監査人及び内部監査室と相互に適宜情報交換を行う等、連携して取締役の業務執行を監査しております。
③ 会計監査の状況
当社の会計監査業務を執行した公認会計士は近藤康仁及び神﨑昭彦であり、有限責任 あずさ監査法人に所属しております。監査継続年数については、全員7年以内であるため、記載を省略しております。
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名、補助者7名であります。
④ 社外取締役及び社外監査役
当社の社外取締役は1名、社外監査役は2名であります。
社外取締役である毛利充邦は、化学品製造販売企業の経営者としての豊富な知識と経験を有しており、同氏を社外取締役に選任することにより、経営の透明性の向上及び監督機能の強化につながるものと判断し、選任しております。同氏と当社との間に、重要な人的関係、資本的関係及び取引関係その他利害関係は有しておりません。
社外監査役である増田修巳は、長年の技術系商社における営業、経営に携わった経験を有していることから、同氏を社外監査役に選任することにより、客観的かつ中立の立場で当社を監査することができると判断し、選任しております。同氏には兼職はありません。同氏と当社との間に、重要な人的関係、資本的関係及び取引関係その他利害関係は有しておりません。
社外監査役である塚本純久は、公認会計士としての企業会計に関する専門知識と監査及びコンサルティングの豊富な経験を有していることから、同氏を社外監査役に選任することにより、客観的かつ中立の立場で当社を監査することができると判断し、選任しております。同氏と当社との間に、重要な人的関係、資本的関係及び取引関係その他利害関係は有しておりません。
上記社外取締役及び社外監査役と当社の間には、特別の利害関係はありません。
当社は、社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、選任にあたっては、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣からの独立した立場で社外役員としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に判断しております。
⑤ 役員報酬等
イ.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分 |
報酬等の総額 (千円) |
報酬等の種類別の総額(千円) |
対象となる役員の員数 (人) |
|||
基本報酬 |
ストックオプション |
賞与 |
退職慰労金 |
|||
取締役 (社外取締役を除く。) |
92,500 |
69,000 |
- |
23,500 |
- |
4 |
監査役 (社外監査役を除く。) |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
社外役員 |
5,900 |
4,500 |
- |
1,400 |
- |
2 |
ロ.役員ごとの報酬等の総額等
報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
ハ.使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの
該当事項はありません。
ニ.役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法
取締役の報酬等については、株主総会で承認された報酬等の限度内としており、各取締役の報酬等については、担当する職務、責任、業績、貢献度等の要素を基準として、総合的に勘案し決定しております。
監査役の報酬等については、株主総会で承認された報酬等の限度内としており、各監査役の報酬等については、監査役の協議により決定しております。
⑥ 株式の保有状況
イ.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
5銘柄 135,445千円
ロ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
前事業年度
特定投資株式
銘柄 |
株式数(株) |
貸借対照表計上額 (千円) |
保有目的 |
小野薬品工業㈱ |
5,000 |
119,125 |
取引先との関係強化 |
㈱クラレ |
23,162 |
31,870 |
取引先との関係強化 |
㈱トリケミカル研究所 |
10,089 |
10,840 |
取引先との関係強化 |
㈱山陰合同銀行 |
10,000 |
6,960 |
取引先との関係強化 |
㈱三井住友フィナンシャルグループ |
200 |
682 |
取引先との関係強化 |
㈱T&Dホールディングス |
200 |
209 |
取引先との関係強化 |
みなし保有株式
該当事項はありません。
当事業年度
特定投資株式
銘柄 |
株式数(株) |
貸借対照表計上額 (千円) |
保有目的 |
小野薬品工業㈱ |
25,000 |
57,612 |
取引先との関係強化 |
㈱クラレ |
24,304 |
41,025 |
取引先との関係強化 |
㈱トリケミカル研究所 |
10,089 |
27,078 |
取引先との関係強化 |
㈱山陰合同銀行 |
10,000 |
8,920 |
取引先との関係強化 |
㈱三井住友フィナンシャルグループ |
200 |
809 |
取引先との関係強化 |
みなし保有株式
該当事項はありません。
ハ.保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
該当事項はありません。
ニ.投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したものの銘柄、株式数、貸借対照表計上額
該当事項はありません。
ホ.投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したものの銘柄、株式数、貸借対照表計上額
該当事項はありません。
⑦ 取締役の定数
当社の取締役は8名以内とする旨定款に定めております。
⑧ 取締役の選任及び解任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
⑨ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める特別決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、当該出席株主の議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を目的とするものであります。
⑩ 中間配当の決定機関
当社では、取締役会決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これは、株主への利益配分の機会を充実させるためであります。
⑪ 自己株式の取得
当社は、経営環境の変化に対応し、機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。
⑫ 取締役及び監査役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役及び監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
最近事業年度の前事業年度 |
最近事業年度 |
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監査証明業務に基づく報酬 (千円) |
非監査業務に基づく報酬 (千円) |
監査証明業務に基づく報酬 (千円) |
非監査業務に基づく報酬 (千円) |
7,500 |
- |
9,500 |
- |
(最近事業年度の前事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度の前事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度)
該当事項はありません。
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は、監査公認会計士等の独立性を損ねるような体系となっておらず、監査日数及び当社の規模・業務の特性等の要素を勘案して適切に決定しております。