種類 |
発行可能株式総数(株) |
普通株式 |
10,000,000 |
計 |
10,000,000 |
(注)平成28年6月15日開催の取締役会決議により、平成28年7月8日付で株式分割を行う定款の一部変更が行わ
れ、発行可能株式総数は9,800,000株増加し、10,000,000株となっております。
種類 |
発行数(株) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
普通株式 |
5,625,000 |
非上場 |
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株であります。 |
計 |
5,625,000 |
- |
- |
(注)1.平成28年6月15日開催の取締役会決議により、平成28年7月8日付で株式1株につき50株の株式分割を行っております。これにより発行済株式総数は5,512,500株増加し、5,625,000株となっております。
2.平成28年6月29日開催の株主総会決議に基づき、定款の一部を変更し、普通株式の単元株式数を100株として
おります。
会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。
平成28年2月23日臨時株主総会決議
|
最近事業年度末現在 (平成28年3月31日) |
提出日の前月末現在 (平成28年10月31日) |
新株予約権の数(個) |
1,190 |
1,145 |
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) |
- |
- |
新株予約権の目的となる株式の種類 |
普通株式 |
同左 |
新株予約権の目的となる株式の数(株) |
1,190(注)1 |
57,250(注)5 |
新株予約権の行使時の払込金額(円) |
30,000(注)2 |
600(注)5 |
新株予約権の行使期間 |
自 平成30年3月17日 至 平成38年2月16日 |
同左 |
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円) |
発行価格 30,000 資本組入額 15,000 |
発行価格 600(注)5 資本組入額 300(注)5 |
新株予約権の行使の条件 |
(注)3 |
同左 |
新株予約権の譲渡に関する事項 |
譲渡については、当社取締役会の承認を要するものとする。 |
同左 |
代用払込みに関する事項 |
- |
- |
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 |
(注)4 |
同左 |
(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
ただし、新株予約権の発行日後、当社が株式分割及び株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整し、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てるものとしております。
調整後株式数 = 調整前株式数 × 分割・併合の比率
2.新株予約権の発行日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとしております。
1
調整後行使価額 = 調整前行使価額 × |
分割・併合の比率 |
また、新株予約権の発行日後に時価を下回る価額で新株式の発行または自己株式の処分を行う場合は、次の算式により行使価額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げるものとしております。
調整後行使価額 = |
既発行株式数×調整前行使価額+新規発行株式数×1株当たり払込金額 |
||
既発行株式数+新規発行株式数 |
上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控除した数とし、自己株式の処分を行う場合には「新規発行」を「自己株式の処分」、「1株当たり払込金額」を「1株当たり処分金額」と読み替えるものとしております。
3.新株予約権の行使条件は以下のとおりであります。
(1)新株予約権の割当を受けた者(以下「新株予約権者」という。)は、権利行使時においても、当社または当社子会社の取締役、監査役、従業員等の地位を有していなければならない。
(2)新株予約権の行使は、当社普通株式に係る株式がいずれかの金融商品取引所に上場することを条件とする。
(3)新株予約権者が死亡した場合、その相続人による新株予約権の権利行使は認めないものとする。
(4)その他条件については、当社と新株予約権者との間で締結した「新株予約権割当契約書」で定めるところによる。
4.当社を消滅会社とする合併、当社を分割会社とする吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転を行う場合において、それぞれの合併契約等の規定に従い、本新株予約権の新株予約権者に対して、それぞれ合併後存続する株式会社等の新株予約権を交付することができるものとしております。
5.平成28年6月15日開催の取締役会決議により、平成28年7月8日付で株式1株につき50株の株式分割を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。
該当事項はありません。
年月日 |
発行済株式総数増減数(株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額(千円) |
資本金残高(千円) |
資本準備金増減額(千円) |
資本準備金残高(千円) |
平成25年7月20日 (注)1 |
2,025 |
2,250 |
- |
20,000 |
- |
- |
平成28年2月8日 (注)2 |
110,250 |
112,500 |
- |
20,000 |
- |
- |
平成28年7月8日 (注)3 |
5,512,500 |
5,625,000 |
- |
20,000 |
- |
- |
(注) 1.株式分割(1:10)によるものであります。
2.株式分割(1:50)によるものであります。
3.株式分割(1:50)によるものであります。
平成28年10月31日現在 |
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満株式の状況 (株) |
|||||||
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
個人以外 |
個人 |
||||||||
株主数(人) |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
8 |
9 |
- |
所有株式数 (単元) |
- |
- |
- |
20,000 |
- |
- |
36,250 |
56,250 |
- |
所有株式数の割合(%) |
- |
- |
- |
35.56 |
- |
- |
64.44 |
100.00 |
- |
(注) 自己株式455,000株は、「個人その他」に4,550単元を含めて記載しております。
平成28年10月31日現在 |
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
無議決権株式 |
- |
- |
- |
議決権制限株式(自己株式等) |
- |
- |
- |
議決権制限株式(その他) |
- |
- |
- |
完全議決権株式(自己株式等) |
(自己保有株式) 普通株式 455,000 |
- |
- |
完全議決権株式(その他) |
普通株式 5,170,000 |
51,700 |
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式であります。なお、単元株式数は100株であります。 |
単元未満株式 |
- |
- |
- |
発行済株式総数 |
5,625,000 |
- |
- |
総株主の議決権 |
- |
51,700 |
- |
平成28年10月31日現在 |
所有者の氏名又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義所有株式数(株) |
他人名義所有株式数(株) |
所有株式数の合計(株) |
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
(自己保有株式) 株式会社MS-Japan |
東京都千代田区富士見二丁目10番2号 飯田橋グラン・ブルーム |
455,000 |
- |
455,000 |
8.09 |
計 |
- |
455,000 |
- |
455,000 |
8.09 |
当社は、ストックオプション制度を採用しております。当該制度は、会社法に基づき新株予約権を発行する
方法によるものであります。
当該制度の内容は以下のとおりであります。
第1回新株予約権 平成28年2月23日臨時株主総会決議
決議年月日 |
平成28年2月23日 |
付与対象者の区分及び人数(名) |
当社取締役 3 当社従業員 92 |
新株予約権の目的となる株式の種類 |
「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。 |
株式の数(株) |
同上 |
新株予約権の行使時の払込金額(円) |
同上 |
新株予約権の行使期間 |
同上 |
新株予約権の行使の条件 |
同上 |
新株予約権の譲渡に関する事項 |
同上 |
代用払込みに関する事項 |
同上 |
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 |
同上 |
(注)退職により本書提出日現在において付与対象者の人数は当社取締役3名、当社従業員86名となっております。
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(千円) |
株主総会(平成27年4月7日)での決議状況 (取得期間 平成27年4月7日~平成27年4月8日) |
182 |
204,750 |
最近事業年度前における取得自己株式 |
- |
- |
最近事業年度における取得自己株式 (平成27年4月1日~平成28年3月31日) |
182 |
204,750 |
残存授権株式の総数及び価額の総額 |
- |
- |
最近事業年度の末日現在の未行使割合(%) |
- |
- |
最近期間における取得自己株式 |
- |
- |
提出日現在の未行使割合(%) |
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
区分 |
最近事業年度 |
最近期間 |
||
株式数(株) |
処分価額の総額 (千円) |
株式数(株) |
処分価額の総額 (千円) |
|
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
消却の処分を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
その他(-) |
- |
- |
- |
- |
保有自己株式数 |
9,100 |
- |
455,000 |
- |
(注)当社は平成28年7月8日付で株式1株につき50株の株式分割を行っております。そのため、最近期間における
保有自己株式数については、当該株式分割による調整後の株式数を記載しております。
当社は、株主の皆様と長期的な信頼関係を構築するため、利益還元を重要な経営課題に位置付けております。配当方針につきましては、将来の事業展開と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を実施していくことを基本としております。
当社は、期末配当として年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、この剰余金の配当の決定機関は、株主総会であります。なお、当社は「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
第26期事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり517円の配当を実施することを決定しました。この結果、第26期事業年度の配当性向は10.0%となりました。
内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、企業体質の強化及び将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。
(注)第26期事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 |
配当金の総額 (千円) |
1株当たり配当額 (円) |
平成28年6月29日 定時株主総会決議 |
53,457 |
517 |
当社株式は非上場であるため、該当事項はありません。
男性 7名 女性 -名 (役員のうち女性の比率-%)
役名 |
職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
代表取締役 |
社長 |
有本 隆浩 |
昭和36年9月9日生 |
昭和60年3月 株式会社リクルート(現株式会社リクルートホールディングス)入社 平成2年4月 当社設立 代表取締役 平成27年6月 代表取締役社長(現任) |
(注)4 |
5,158,000 |
取締役 |
経営管理部長 |
藤江 眞之 |
昭和55年6月28日生 |
平成18年4月 当社入社 平成25年11月 執行役員経営管理室長 平成26年2月 株式会社国際教育交流センター取締役(現任) 平成27年6月 当社取締役経営管理部長(現任) |
(注)4 |
2,500 |
取締役 |
JSC事業部長兼JS西日本事業部長 |
井川 優介 |
昭和53年12月17日生 |
平成14年4月 株式会社ジェイエイシージャパン(現株式会社ジェイエイシーリクルートメント)入社 平成20年10月 株式会社ミスミ入社 平成21年4月 株式会社アイ・アム(現株式会社インターワークス)入社 平成23年4月 当社入社 平成25年4月 執行役員東京C事業部長 平成27年6月 取締役東京C事業部長 平成28年4月 取締役JSC事業部長(現任) 平成28年7月 取締役JS西日本事業部長(現任) |
(注)4 |
2,500 |
取締役 |
JSJ事業部長 |
中園 隼人 |
昭和53年8月30日生 |
平成15年4月 当社入社 平成20年4月 マネージャー 平成24年4月 ゼネラルマネージャー 平成25年6月 取締役東京J事業部長 平成28年4月 取締役JSJ事業部長(現任) |
(注)4 |
2,500 |
取締役 (監査等委員) |
- |
菅原 正則 |
昭和28年12月2日生 |
昭和52年4月 株式会社保谷クリスタル(現HOYA株式会社)入社 平成2年11月 HOYA株式会社クリスタル事業部ニューヨーク支店コントローラー 平成11年6月 HOYAクリスタルショップ株式会社(現HOYA株式会社)取締役管理部長 平成13年6月 HOYAクリスタル株式会社(現HOYA株式会社)常勤監査役 平成15年6月 HOYA株式会社監査委員会事務局スタッフ兼監査部RMS監査グループリーダー 平成19年10月 アルテック株式会社内部監査部長 平成23年2月 同社常勤監査役 平成27年6月 当社常勤監査役 平成28年6月 取締役(監査等委員)(現任) |
(注)5 |
1,500 |
役名 |
職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
取締役 (監査等委員) |
- |
大浦 善光 |
昭和29年7月8日生 |
昭和52年4月 野村證券株式会社入社 平成15年6月 同社常務執行役兼野村ホールディングス株式会社執行役 平成21年3月 株式会社ジャフコ常務執行役員 平成25年4月 同社専務取締役 平成26年8月 株式会社ウィズバリュー代表取締役(現任) 平成27年5月 株式会社アルバイトタイムス社外取締役(現任) 平成27年6月 当社監査役 平成28年1月 パーク24株式会社社外取締役(現任) 平成28年6月 当社取締役(監査等委員)(現任) |
(注)5 |
1,500 |
取締役 (監査等委員) |
- |
坂元 英峰 |
昭和48年7月24日生 |
平成12年4月 北浜中央法律事務所入所 平成15年3月 マーキュリー総合法律事務所(現弁護士法人マーキューリージェネラル)開設(現任) 平成19年10月 株式会社アフィニティインシュアランスグループ監査役(現任) 平成20年6月 株式会社セイクレスト監査役 平成21年4月 株式会社パワー・ストレージ監査役(現任) 平成22年4月 株式会社パワー・ユナイテッド監査役(現任) 平成27年6月 株式会社荒井製作所監査役(現任) 平成27年6月 当社監査役 平成28年6月 取締役(監査等委員)(現任) |
(注)5 |
1,500 |
計 |
5,170,000 |
(注)1.平成28年6月29日開催の定時株主総会において定款の変更が決議されたことにより、当社は同日付をもって監査等委員会設置会社に移行しております。
2.監査等委員の菅原正則、大浦善光及び坂元英峰は、社外取締役であります。
3.当社の監査等委員会の体制は次のとおりであります。
委員長 菅原正則、委員 大浦善光、委員 坂元英峰
なお、菅原正則は常勤の監査等委員であります。
4.平成28年6月29日開催の定時株主総会終結の時から、平成29年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
5.平成28年6月29日開催の定時株主総会終結の時から、平成30年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
6.代表取締役社長有本隆浩の所有株式数は、同氏の資産管理会社である株式会社T&Aホールディングスが所有する株式数を含めて表示しております。
7.「JSC事業部」とは、主に一般企業の管理部門への人材紹介を行う事業部であり、「JSJ事業部」とは主に会計事務所や監査法人、法律事務所やコンサルティングファーム等の専門的な組織への人材紹介を行う事業部であります。また「JS西日本事業部」は、東海及び関西地方を中心に、西日本の一般企業及び専門的な組織へ人材紹介を行う事業部であります。
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、事業環境が刻々と変化する人材紹介業界において企業価値の持続的な増大を図るには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、ガバナンス体制の強化・充実を重要課題と位置づけています。
こうした認識のもと、業務分掌の実施や規程の整備等により内部統制を強化すると共に、随時体制の見直しを実施し、企業価値の向上を図ることを目標として参ります。
なお、当社は平成28年6月29日開催の定時株主総会において、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行しております。
① 企業統治の体制
イ.企業統治の体制の概要
当社は、平成28年6月29日開催の定時株主総会において、監査等委員会設置会社へ移行し、取締役(監査等委員である取締役を除く)4名、監査等委員である取締役(以下「監査等委員」という。)3名(うち社外取締役3名)で構成されております。
当社は、会社法に基づく機関として、株主総会、取締役会及び監査等委員会を設置しております。
a. 取締役会・役員体制
当社の取締役会は、本書提出日現在、取締役7名(うち社外取締役でかつ監査等委員3名)で構成され、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督する権限を有しております。取締役会については、原則として毎月1回の定期開催と、必要に応じて随時機動的に臨時開催を行っております。取締役会では経営に関する重要事項についての意思決定を行うほか、取締役から業務執行状況の報告を適時受け、取締役の業務執行を監督しております。
b. 監査等委員・監査等委員会
監査等委員会は、常勤の監査等委員1名と非常勤の監査等委員2名(3名全員が社外取締役)で構成され、原則として毎月1回の定期開催と必要に応じて随時機動的に臨時開催を行っております。監査等委員は、重要会議に出席し、業務執行取締役の監査・監督を行う他、重要な決裁書類の閲覧、会計監査人及び内部監査担当と定期的に情報・意見交換を行う等連携を密にして、監査・監督機能の実効性と効率性の向上を目指しております。
c. コンプライアンス委員会
コンプライアンス遵守に向けた取り組みを行うための機関として、代表取締役社長を委員長、管理部門管掌取締役及び業務執行取締役、支社長を構成員とするコンプライアンス委員会を設置しております。同委員会は3ヶ月に1回の定期開催の他、必要に応じて開催する事としており、事業活動に関連する潜在的なリスクの把握と予防策の立案、顕在化したコンプライアンス違反への対処方針の策定や再発防止策の立案、並びにそれらの取締役会への上程や承認された方針・対策等の推進を主な役割としております。
ロ.コーポレート・ガバナンス体制
本書提出日現在における当社のコーポレート・ガバナンス体制は以下の図のとおりであります。
ハ.当該体制を採用する理由
当社は、コーポレート・ガバナンス体制のより一層の強化を図るため、平成28年6月29日開催の定時株主総会において、監査等委員会設置会社に移行しました。当社が同体制を採用した理由としましては、過半数を社外取締役で構成する監査等委員会を置く監査等委員会設置会社に移行することにより、取締役会の監督機能の強化を図り、経営の透明性の確保と効率性の向上を図ることができると考えたためであります。
ニ.その他の企業統治に関する事項
・内部統制システムの整備の状況
当社は、「内部統制システムの基本方針」を定め、当該方針に基づき、取締役会その他の重要な会議により職務の執行が効率的に行われ、法令及び定款に適合することを確保するための体制作りに努めております。加えて、業務全般にわたる職務権限規程及び稟議規程を整備し、各職位の責任と権限を明確化させた上で、内部監査担当者による監査を実施しております。また、財務報告の信頼性を確保し、業務の有効性・効率性を追求するため、内部監査担当が各部門のリスク管理等の状況を監査し、その結果を代表取締役社長及び監査等委員会に報告を行う体制を確保することで、内部統制システムの有効性を担保することに努めております。
・リスク管理体制の整備の状況
当社は、業務遂行に係るリスクを的確に認識及び評価し、個々のリスクにつき、これを予防するための措置またはその損失を極小にすべく、コンプライアンス委員会体制を通じて、会社規程等の整備と検証及び見直しを行うことにより、リスク管理体制の充実を図っております。なお、内部監査担当による定期的な業務監査により、法令及び定款違反その他の事由に基づく損失の危険のある業務執行を未然に防止するものとしております。
ホ.責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度としております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役が責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。
② 内部監査及び監査等委員会監査の状況
当社の内部監査は、内部監査担当者2名が、内部監査規程に基づき、自己の属する部門を除く当社全体を継続的に監査しております。内部監査は事業年度ごとに内部監査計画を策定し、監査結果については代表取締役社長と被監査部門に報告しております。加えて、各部署への改善後のフォローアップ等も併せて実施しております。
当社は監査等委員会設置会社であり、月1回または必要に応じて監査等委員会を開催し、監査等に関する重要な事項についての報告、協議または決議を行っております。また、常勤監査等委員は、他の取締役及び重要な使用人からの報告等の聴取を行っております。
また、監査等委員、内部監査担当及び会計監査人と必要に応じて随時情報交換を行い、相互の連携を高め、業務の適法性・妥当性の確保に万全を期しております。
③ 会計監査の状況
現状、当社は監査契約を新日本有限責任監査法人と締結しております。なお、同監査法人及び当社監査業務に従事する同監査法人の業務執行社員と当社との間には、特別の利害関係はありません。
なお、第26期事業年度において業務を執行した公認会計士の氏名、会計監査業務に係る補助者の構成については以下のとおりであります。
・業務を執行した公認会計士の氏名等
公認会計士の氏名等 |
所属する監査法人 |
|
指定有限責任社員 業務執行社員 |
川口 宗夫 |
新日本有限責任監査法人 |
指定有限責任社員 業務執行社員 |
新居 伸浩 |
新日本有限責任監査法人 |
(注)継続監査年数については、全員7年以内であるため、記載を省略しております。
・会計監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 2名
会計士試験合格者等 2名
その他 2名
④ 社外取締役に関する事項
当社は社外取締役を3名選任しております。社外取締役を選任するために独立性に関する基準または方針として明確に定めたものはありませんが、東京証券取引所の定める独立役員に関する基準等を参考に選任しております。
取締役の菅原正則は長年にわたる経理、財務の業務をはじめ、管理部門業務全般に加え内部監査業務、監査役監査業務に関する深い経験も重ねており、これまでの経験に基づき監視・監督を行っております。
取締役の大浦善光は会社の経営に長年に渡って携わる中で培った会社経営に関する知識と経験を有しており、これまでの経験に基づき経営全般の監視・監督を行っております。
取締役の坂元英峰は弁護士としての専門的見地から、当社の経営を監視・監督を行っております。
なお、菅原正則、大浦善光及び坂元英峰はそれぞれ当社株式を1,500株保有しており、資本的関係がありますが、保有株式数は発行済株式総数からみて僅少であり、重要性はないものと判断しております。また、提出会社との人的関係または取引関係その他の利害関係はありません。
⑤ 役員報酬等
イ.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分 |
報酬等の総額 (千円) |
報酬等の種類別の総額(千円) |
対象となる 役員の員数 (人) |
|||
基本報酬 |
ストック オプション |
賞与 |
退職慰労金 |
|||
取締役 (社外取締役を 除く。) |
104,100 |
104,100 |
- |
- |
- |
4 |
監査役 (社外監査役を 除く。) |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
社外取締役 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
社外監査役 |
6,300 |
6,300 |
- |
- |
- |
3 |
ロ.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法
当社は役員の報酬等の額は、株主総会で定められた報酬限度内において各役員の職務の内容、職位及び実績・成果等を勘案して報酬額を決定しております。
⑥ 株式の保有状況
イ.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
該当事項はありません。
ロ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
前事業年度
該当事項はありません。
当事業年度
該当事項はありません。
ハ.保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額
区分 |
前事業年度 (千円) |
当事業年度(千円) |
|||
貸借対照表計上額の合計額 |
貸借対照表計上額の合計額 |
受取配当金の合計額 |
売却損益の合計額 |
評価損益の合計額 |
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非上場株式 |
- |
- |
- |
- |
- |
上記以外の株式 |
29,865 |
34,695 |
330 |
- |
173 |
⑦ 取締役の定数
当社の取締役(監査等委員であるものを除く。)は3名以上10名以内、監査等委員である取締役は5名以内とする旨を定款で定めております。
⑧ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、株主総会において、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数によって選任する旨を定款に定めております。また、その選任決議は累積投票によらない旨も定款に定めております。
⑨ 中間配当
当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。
⑩ 自己の株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会決議をもって、市場取引等により、自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取引等により自己の株式を取得することを目的としております。
⑪ 取締役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議によって、取締役(取締役であった者を含む。)の同法第423条第1項の賠償責任について、法令に定める要件に該当する場合には、賠償責任額から法令に定める最低責任限度額を控除して得た額を限度として免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
⑫ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
最近事業年度の前事業年度 |
最近事業年度 |
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監査証明業務に基づく報酬 (千円) |
非監査業務に基づく報酬 (千円) |
監査証明業務に基づく報酬 (千円) |
非監査業務に基づく報酬 (千円) |
4,800 |
400 |
7,400 |
- |
(最近事業年度の前事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度)
該当事項はありません。
(最近事業年度の前事業年度)
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、株式上場に向けての財務調査及び制度調査であります。
(最近事業年度)
当社は監査公認会計士等に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外(非監査業務)を委託しておりません。
監査報酬については監査日数、規模、業務の特性等の要素を勘案して、監査公認会計士等により作成、及び提出された見積書に基づき、監査役会(監査等委員会設置会社移行後は監査等委員会)の同意を得た上で取締役会で決議しております。