回次 |
第10期 |
第11期 |
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決算年月 |
平成26年11月 |
平成27年11月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益 |
(千円) |
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当期純利益 |
(千円) |
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包括利益 |
(千円) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動による |
(千円) |
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投資活動による |
(千円) |
△ |
△ |
財務活動による |
(千円) |
△ |
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現金及び現金同等物 |
(千円) |
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従業員数 |
(名) |
〔 |
〔 |
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高がありますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
3.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
4.前連結会計年度(第10期)及び当連結会計年度(第11期)の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。
回次 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
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決算年月 |
平成23年11月 |
平成24年11月 |
平成25年11月 |
平成26年11月 |
平成27年11月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は |
(千円) |
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△ |
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当期純利益又は |
(千円) |
△ |
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△ |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(千円) |
△ |
△ |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
△ |
△ |
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1株当たり配当額 |
(円) |
( |
( |
( |
( |
( |
1株当たり当期純利益 |
(円) |
△ |
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△ |
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潜在株式調整後 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
△ |
△ |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(名) |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高がありますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
3.第7期及び第8期の自己資本利益率は、期中平均の自己資本がマイナスのため記載しておりません。第9期の自己資本利益率は、当期純損失を計上しているため記載しておりません。
4.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため、記載しておりません。
5.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
6.前事業年度(第10期)及び当事業年度(第11期)の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けておりますが、第7期、第8期及び第9期の財務諸表については、監査を受けておりません。
平成17年6月、コインパーキングを始めとした駐車場を取り巻く空間が“駐車場としてしか存在し得ない”という半ば常識(固定概念)ともなっていた状況下において、駐車場上部“未利用”空間が“もったいない”という発想から、事業化を目指し発足しました。
フィル(=共存共栄)をイデア(企業理念)とし、土地オーナー、テナント、近隣の人等、関わる全ての人が共に幸せを享受できることを目的として設立されました。
株式会社フィル・カンパニー設立以後の企業集団に係る経緯は、次のとおりであります。
年月 |
事項 |
平成17年6月 |
東京都世田谷区にて当社設立(資本金10千円) |
平成17年9月 |
環境省主催「環境ダイナマイトGrand Prix 2005」準グランプリ受賞 |
平成18年1月 |
東京都千代田区へ本社移転 |
平成18年3月 |
第1号「フィル・パーク八重洲」竣工 |
平成18年11月 |
第2号及び第3号「フィル・パーク赤坂A棟・B棟」竣工 |
平成19年1月 |
宅地建物取引業者免許取得 |
平成19年3月 |
第4号「フィル・パーク中目黒」竣工(自社物件) |
平成19年9月 |
東京都渋谷区へ本社移転(フィル・パーク千駄ヶ谷に入居) |
平成20年10月 |
西武信用金庫と業務提携 |
平成20年11月 |
一般建設業免許取得 |
平成21年11月 |
一級建築士事務所登録 |
平成22年2月 |
第10号「フィル・パーク原宿」竣工 |
平成22年4月 |
東京都目黒区へ本社移転(フィル・パーク中目黒に入居) |
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第15号「フィル・パーク三鷹」竣工(初の1F駐輪場モデル) |
平成23年2月 |
ライセンス事業開始 |
平成23年5月 |
第16号「フィル・パーク中野坂上」竣工(初の空中シェアハウスモデル) |
平成23年7月 |
東京都千代田区飯田橋へ本社移転(フィル・パーク飯田橋に入居) |
平成23年9月 |
第19号「フィル・パーク名古屋栄」竣工(愛知県初の物件) |
平成24年3月 |
第21号「フィル・パーク関内駅前」竣工(神奈川県初の物件) |
|
第22号「フィル・パーク大阪島之内」竣工(大阪府初の物件) |
平成25年2月 |
第5回千代田ビジネス大賞「ニュービジネス部門」優秀賞受賞 |
平成25年4月 |
第25号「フィル・パーク京都河原町」竣工(京都府初の物件) |
平成25年7月 |
第27号「フィル・パーク小手指」竣工(埼玉県初の物件) |
|
第28号「フィル・パーク博多」竣工(福岡県初の物件) |
平成25年10月 |
第29号「フィル・パーク関内駅前Ⅱ」竣工(初の6階建ての物件) |
平成25年12月 |
第30号「フィル・パーク永田町」竣工 |
平成26年1月 |
東京都千代田区平河町へ本社移転(フィル・パーク永田町に入居) |
平成26年3月 |
株式会社フィル・コンストラクションを設立(100%出資の連結子会社) |
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株式会社フィル・コンストラクション 特定建設業免許取得 |
平成26年4月 |
藍澤證券株式会社と業務提携 |
平成26年7月 |
株式会社フィル・コンストラクション 一級建築士事務所登録 |
平成26年10月 |
第5回ビジネス・イノベーション・アワード2014 優秀賞受賞 |
平成27年1月 |
eco japan cup & REVIVE JAPAN CUPツインコンテスト2014「復興ビジネス・ベンチャーオープン部門」敢闘賞受賞 |
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第40号「フィル・パーク心斎橋」竣工 |
平成27年8月 |
第50号「フィル・パーク八王子中町」竣工 |
平成28年2月 |
第60号「フィル・パーク成城学園前Ⅱ」竣工 |
平成28年6月 |
株式会社みずほ銀行とビジネスマッチングサービス契約締結 |
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株式会社横浜銀行とビジネスマッチング契約締結 |
平成28年8月 |
第70号「フィル・パーク青葉台二丁目」竣工 |
当社グループは、当社及び100%連結子会社株式会社フィル・コンストラクションの計2社で構成されております。
当社グループは、駐車場の上部“未利用”空間の活用を実現した空中店舗フィル・パーク事業を展開しております。コインパーキングを始めとした駐車場を取り巻く空間が“駐車場としてしか存在し得ない”という半ば常識(固定概念)ともなっていた状況下において“もったいない”という発想から、駐車場上部“未利用”空間を店舗として活用することで「駐車場+空中店舗(建物)」という新たな“常識と価値”を創り出しました。
「ありそうでなかった」には理由があり「言うは易し行うは難し」であったアイデアは、今一つのカタチを成し新しいカタチを創り出した結果、オンリーワンからナンバーワンのサービスへと成長中であります。
具体的には、コインパーキング等の駐車場を運営している土地オーナーに対し、空中店舗フィル・パークの企画・デザイン・プロジェクトマネジメント業務、開発調査業務、設計・監理業務、工事請負業務、事業コンサルティングや初期テナント誘致等をワンストップで提供するとともに、それぞれが高い付加価値を持つサービスとして構成されております。
その企画提案は、その場所の需要に応じた空間づくり(SPACE ON DEMAND)をコンセプトとし、テナントの賃貸需要や事業メリットを最大限に引き出す企画提案を行っております。
当社と連結子会社である株式会社フィル・コンストラクション(資本金20,000千円、平成26年3月設立)は、共同で空中店舗フィル・パーク事業を行っており、その中で株式会社フィル・コンストラクションは、主に設計・施工業務を担っております。
株式会社フィル・コンストラクションは、土地オーナーの投資対効果の最大化を図るために①建築基準をクリアし、安全性を保ちながら駐車場収入をなるべく多く残す工夫、②原則エレベーターを設置せず、顧客導線を考えた階段の配置をする工夫、及び③ガラス張りでクオリティーが高く、テナントの賃貸需要に合致した空間づくりをする工夫という3つの工夫を施した空中店舗フィル・パーク独自の標準化された建築システムを構築し、パートナーである建築会社や設計者をコンサルティングしながらコントロールすることで、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを協業で実現しております。
土地オーナーが投資をして空中店舗フィル・パークを所有していただくスキームになります。
土地オーナーの利益を最大化するために、当社はスキーム全体を通じて、“駐車場収益を最大限に残す”建築と連動した企画、初期テナントの誘致から契約までのサポートやテナントとの細かい工事区分に関する調整、事業資金に関するコンサルティング等、土地オーナーの事業繁栄を実現するパートナーとして、事業を成功に導くためのプロセスを一貫してサポートする付加価値の高いサービスを提供しており、このような企画提案を行うことで、企画料を得ているビジネスモデルであることが特徴であります。
駐車場を残すことで既存の駐車場収入を活かし、3階建てを標準とし、タイムパフォーマンスとコストパフォーマンス、クオリティーを追求したコンストラクションマネジメントにより、20年以内の暫定活用を可能にしたモデルを実現しております。
〈空中店舗フィル・パークの価値〉
空中店舗フィル・パークは土地活用方法の一態様であり、費用対効果の最大化が求められます。そのため①駐車場台数をいかに減少させないか、②駐車場利用者の利便性も考え、稼働率を維持した設計とできるか、③駐車場を残すだけでなく、テナント(空中店舗部分を賃借して事業を行う)が事業利益を最大化できるデザイン性の高い空間づくりができるか、④建築基準法を始めとする諸法令等を遵守した建築企画であるかどうか、これら全てを満たした企画・設計ノウハウを必要とします。
一般的な設計では柱が太く、柱と柱の間隔も狭くなるため駐車スペースが大幅に減少してしまうことも少なくありません。これは建物を中心に企画・設計を考えているためで、空中店舗フィル・パークでは、建物を重視しながらも駐車スペースを最大限確保するための”柱”でコストパフォーマンス・クオリティに優れた建築企画を実現しております。
一般社団法人日本パーキングビジネス協会が平成28年7月に発表した「コイン式自動車駐車場市場に関する実態分析調査」によると、コインパーキング(500㎡未満)の箇所数は平成27年で60,000箇所にまで達しており、駐車場及びコインパーキング市場は伸び続けております。
このような市場環境のもと、駐車場と共存共栄できる当社グループの空中店舗フィル・パーク事業は、平成28年8月現在、全国主要都市を中心に90箇所(建築中のプロジェクトも含む)の実績を重ねてまいりました。これは、全国コインパーキング60,000箇所に比して、0.2%にも満たない数であり、空中店舗フィル・パークの展開余地は、十二分に存在していると推察しております。
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業 |
議決権の所有(又は被所有)割合(%) |
関係内容 |
(連結子会社) |
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(株)フィル・コンストラクション |
東京都千代田区 |
20,000 |
建設業 |
100.0 |
空中店舗フィル・パークを建設しております。 |
(注) 1.特定子会社であります。
2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
3.㈱フィル・コンストラクションについては、売上高の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 ① 売上高 1,066,812千円
② 経常利益 48,391 〃
③ 当期純利益 32,775 〃
④ 純資産額 48,506 〃
⑤ 総資産額 652,350 〃
平成28年9月30日現在
従業員数(名) |
13 |
(注) 1.従業員数は、就業人員数であります。
2.当社グループの事業セグメントは、空中店舗フィル・パーク事業の単一セグメントのためセグメント毎の記載はしておりません。
平成28年9月30日現在
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
8 |
35.7 |
2.9 |
6,219 |
(注) 1.従業員数は、就業人員数であります。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社の事業セグメントは、空中店舗フィル・パーク事業の単一セグメントのためセグメント毎の記載はしておりません。
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。