回次 | 第12期 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | 第16期 | |
決算年月 | 平成23年2月 | 平成24年2月 | 平成25年2月 | 平成26年2月 | 平成27年2月 | |
売上高 | (千円) | |||||
経常利益又は経常損失(△) | (千円) | △ | ||||
当期純利益又は当期純損失(△) | (千円) | △ | △ | |||
資本金 | (千円) | |||||
発行済株式総数 | (株) | |||||
純資産額 | (千円) | |||||
総資産額 | (千円) | |||||
1株当たり純資産額 | (円) | |||||
1株当たり配当額 | (円) | |||||
(1株当たり中間配当額) | ( | ( | ( | ( | ( | |
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△) | (円) | △ | △ | |||
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | |||||
自己資本比率 | (%) | |||||
自己資本利益率 | (%) | |||||
株価収益率 | (倍) | |||||
配当性向 | (%) | |||||
営業活動による | (千円) | △ | ||||
投資活動による | (千円) | △ | △ | △ | △ | |
財務活動による | (千円) | △ | △ | △ | ||
現金及び現金同等物 | (千円) | |||||
従業員数 | (名) | |||||
〔 | 〔 | 〔 | 〔 | 〔 |
(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権等の残高は存在しますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が算定できないため、記載しておりません。
4.自己資本利益率については、第12期及び第15期は当期純損失が計上されているため記載しておりません。
5.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
6.第15期及び第16期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、太陽有限責任監査法人により監査を受けておりますが、第12期、第13期及び第14期の財務諸表については、監査を受けておりません。
7.従業員数は契約社員を含めた就業人員であり、臨時従業員(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)は年間平均人員を( )内にて外数で記載しております。
8.第12期はカーナビゲーション事業からの撤退に伴う費用が増加したため、当期純損失は220,561千円となりました。
第15期はスマートフォン向けゲーム事業に注力する上で必要な人員採用や、人件費増加などによる先行投資の負担増、不採算ゲームタイトルの減損損失を計上したことにより、経常損失は75,268千円、当期純損失は110,098千円となりました。
9.第15期より「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号 平成22年6月30日)、「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号 平成22年6月30日公表分)及び「1株当たり当期純利益に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第9号 平成22年6月30日)を適用しております。
当社は、平成27年10月15日開催の取締役会において、平成27年11月12日付で1株につき200株の株式分割を行いましたが、第15期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額を算定しております。
10.当社は、平成27年10月15日開催の取締役会において、平成27年11月12日付をもって普通株式1株につき200株の株式分割を行う旨の決議をしております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133号)』に基づき、第12期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第12期、第13期及び第14期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、太陽有限責任監査法人の監査を受けておりません。
回次 | 第12期 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | 第16期 | |
決算年月 | 平成23年2月 | 平成24年2月 | 平成25年2月 | 平成26年2月 | 平成27年2月 | |
1株当たり純資産額 | (円) | 144.51 | 265.80 | 270.26 | 194.85 | 201.53 |
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△) | (円) | △151.06 | 121.28 | 4.45 | △75.40 | 6.67 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
1株当たり配当額 (1株当たり中間配当額) | (円) | ― (-) | ― (-) | ― (-) | ― (-) | ― (-) |
年月 | 概要 |
平成11年4月 | 神奈川県海老名市にモバイルコンテンツのサービス業務を目的とした、有限会社エディア(資本金3,000千円)を設立 |
平成11年10月 | 携帯電話向け公式サイト(注)『デート&ドライブナビ』開始 |
平成12年7月 | 株式会社に組織変更し、株式会社エディアに商号変更(資本金10,000千円) |
平成12年11月 | 携帯電話向け公式サイト(注)『超らーめんナビ』開始 |
平成14年1月 | 本社を東京都千代田区神田淡路町に移転 |
平成14年2月 | 韓国に100%子会社韓国株式会社エディアコリア設立 |
平成15年5月 | 携帯電話向け公式サイト(注)『超速ロト・ナンバーズ』を株式会社主婦の友インフォス情報社と協業で開始 |
平成16年3月 | 渋滞予測情報を実現した交通情報サイト『ナビダス渋滞予報』開始 |
平成16年10月 | 国内初の携帯カーナビ『ドライブステーション』開始 |
平成17年7月 | 携帯電話向け公式サイト(注)『るるぶmobile』を株式会社JTBパブリッシングと協業で開始 |
平成17年10月 | 株式会社ホットポット(現イー・ガーディアン株式会社)の携帯電話コンテンツ事業部門を事業分割して吸収合併 |
平成17年12月 | 国内初のSDカード式ポータブルカーナビを開発し発売 |
平成18年12月 | 「プレイステーション・ポータブル」専用ナビゲーションソフト『MAPLUS(マップラス)ポータブルナビ』発売 |
平成21年2月 | 韓国株式会社エディアコリアをMBOにより非連結化 |
平成23年4月 | スマートフォン向け天気アプリ『萌えテレ』開始 |
平成23年7月 | ソーシャルゲーム『ヴィーナス†ブレイド』開始 |
平成24年1月 | 本社を東京都千代田区一ツ橋に移転 |
平成24年9月 | スマートフォン向けナビアプリ『MAPLUS for スマートフォン』開始 |
平成25年7月 | スマートフォン向けゲームアプリ『魔雀ヴィーナスバトル』開始 |
平成26年5月 | スマートフォン向けゲームアプリ『マジカルフリック』をNTTドコモと協業で開始 |
平成26年11月 | スマートフォン向けナビアプリ『MAPLUS+』開始 |
平成26年12月 | スマートフォン向けゲームアプリ『大合戦!麻雀クロニクル』開始 |
(注)公式サイトとは、携帯電話事業者のインターネット接続メニューに登録された、携帯電話事業者公認の携帯サイトのことを意味しております。
当社は、『SMART MEDIA COMPANY』を企業コンセプトに掲げ、スマートフォンなどのモバイル向けコンテンツサービスの企画・開発・運営を行うモバイルインターネットサービス事業を主たる事業としています。
当社の特徴としては、携帯電話の黎明期から実用性とエンターティメント性にこだわった「新しくて面白い」モバイル向けコンテンツサービスを手掛けてまいりました。変化の激しいモバイル業界にタイムリーに対応するため、企画から開発、運用に至るまで一貫して社内で内製できる体制を構築し、ゲームからナビゲーションまで自社開発できる高い技術力を有しています。
商品展開に関しては時流に合わせた様々なジャンルに挑戦し商品ポートフォリオを拡大していく一方、個々の商品に関しては一過性ではない「長く愛される」コンテンツ作りを目指しています。
事業モデルとしては自社サービスのみならず、他社との協業や受託なども積極的に取り組み、複数の事業ポートフォリオを構築することで安定した事業基盤を築いています。
なお、当社はモバイルインターネットサービス事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。そのため、主たるサービスごとに記載いたしますとゲームサービス、ライフサポートサービスの2つに分類され、主な内容は以下の通りになります。
(1)ゲームサービス
スマートフォンアプリマーケット(注1)や、様々なプラットフォーム(注2)へ、ゲームアプリケーション を提供しています。スマートフォンゲーム市場は平成25年から平成26年にかけて前期比160%の8,938億円までに成長しており、今後も成長が予想されます。(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ、平成27年8月現在)ゲームサービスは当社の中では比較的新しいサービスジャンルであり、重点を置いております。企画から開発、運用まで一貫して社内体制を築いており、他社からの受託・アライアンスなどのゲームアプリケーションも複数開発運用しています。ゲームサービスには自社タイトルとアライアンスタイトルの2つのサービスがあります。
(注1)スマートフォンアプリマーケット:Google Play、App Store等のアプリケーションを流通させるオンラインサービス。
(注2)プラットフォーム:グリー株式会社が運営するGREE、株式会社ディー・エヌ・エーが運営するMobage等のプラットフォーム。
①自社タイトル
自社オリジナルのゲームサービスです。当社の提供するゲームは、基本的に無料で利用可能なサービスで、ゲーム内でアイテムを購入する際に課金する、アイテム課金型のフリーミアムモデル(注)のサービスとなっています。
代表サービスである『魔雀ヴィーナスバトル』は麻雀とカードバトルを融合させた新しいタイプのゲームで、麻雀ファンだけでなく幅広いユーザが楽しめる麻雀カードバトルゲームです。また、「ヴィーナス†ブレイド」は武器を美少女で擬人化したカードバトルゲームです。
(注)フリーミアムモデル:基本的なサービスは無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデル。
②アライアンスタイトル
他社と共同で事業展開しているゲームサービスです。当社は長年にわたる多数の開発運用実績を背景に他社の様々なモバイルサービスをサポートして参りました。最近ではソーシャルゲームやスマートフォンゲームなどのモバイルゲーム開発で培った技術やノウハウを活用して、他社のゲームサービスの企画から開発、運用まで幅広くサポートしています。
スマートフォンゲーム市場は近年急成長をしており、ゲームサービス以外を主な事業とする企業からも注目をされ、新規参入企業が増加する中で、更なる競争激化となっております。
そのような事業環境の中で、当社は他業種からの新規参入企業の増加をビジネスチャンスと捉え、ゲームの企画・開発・運営を当社が担う事で、新規参入企業のサポートも行っております。
当社が提供している代表的なゲームサービスのタイトルは以下のとおりです。
|
|
| 平成28年2月29日現在 |
区分 | タイトル | 提供プラットフォーム | 内容 |
自社タイトル | ヴィーナス†ブレイド | App Store、Google Play | 伝説の武器を女性の姿に具現化した「ヴィーナスブレイド」と共に冒険する物語のカードバトルゲームです。 |
魔雀ヴィーナスバトル | App Store、Google Play | 「ヴィーナス†ブレイド」の世界観を受け継いだ、麻雀とカードバトルを融合したファンタジーRPGです。 | |
大合戦!麻雀クロニクル | App Store、Google Play | 歴史上の有名戦国武将たちと一緒に麻雀バトルで天下統一を目指す戦国麻雀RPGゲームです。 | |
超逆転!ベースボールDX | Google Play | ピッチャーが投げてくる球種に合わせ、スイングするタイミングで左右に打ち分け、「HOME RUN」「HIT」などのランダムに入れ替わるターゲットパネルを狙う野球ゲームです。 | |
キミに恋する物語 | App Store、Google Play | 個性的なイケメン達との恋愛を楽しめる女性向け恋愛シミュレーションゲームです。 | |
アライアンス | マジカルフリック | App Store、Google Play | 株式会社NTTドコモと共同開発。縦フリック×横フリックの簡単なフリック操作で遊ぶ新感覚のパズル型RPGです。 |
自社タイトルはゲームがヒットした場合には大きな売上と利益を生み出すメリットがあります。一方で、ゲームがヒットしなかった場合には、収益が上がらずに開発投資や運用費用を賄えない可能性があるというデメリットも存在します。
アライアンスタイトルにおいては、サービス毎にパートナー企業との契約を締結し、ゲームがヒットしなかった場合にでもパートナー企業から開発や運用を受託することで、安定した収益を確保する事が出来るメリットがあります。一方で、ゲームがヒットした場合にはレベニューシェアでの収益を上げられるものの、自社タイトルと比較すると大きな収益を享受出来ないデメリットも存在しております。
当社では、多くの同業他社が自社タイトルを中心に収益を構成しているのに対し、経営の安定性と成長性のバランスが重要だと認識をしており、複数のアライアンスタイトルを積み重ねる事で、安定した収益を確保し、タイトルを増やす事で事業の成長も行えると考えております。また、上記の安定収益を確保した上で、自社タイトルをヒットさせることで、更なる成長を狙って参ります。
(2)ライフサポートサービス
人々の生活がより楽しくなるような生活密着型の実用サービスを各種提供しています。主な提供先としてはスマートフォンアプリマーケット(注1)や、通信キャリア(注2)向け公式サイトです。
ライフサポートサービスは当社の創業時から続く息の長いサービスですが、現在はスマートフォン向けのサービス利用者が急速に増加してきております。
ライフサポートサービスにはライフサポート、融合ジャンル、ソリューションの3つのサービスがあります。
(注1)スマートフォンアプリマーケット:Google Play、App Store等のアプリケーションを流通させるオンラインサービス。
(注2)通信キャリア:株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社等の電気通信事業者。
①ライフサポート
生活に密着した情報をスマートフォンアプリなどで提供しています。ラーメン好きのためのグルメサイト『超らーめんナビ』などを自社運営する一方、各出版社等との協業でお出かけ情報サイト『るるぶmobile』(株式会社JTBパブリッシング)やロト・ナンバーズ情報サイト『超速ロト・ナンバーズ』(株式会社主婦の友インフォス情報社)などのサービスも手掛けております。
当社が提供している代表的なライフサポートサービスのタイトルは以下のとおりです。
|
|
| 平成28年2月29日現在 |
区分 | タイトル | 提供プラットフォーム | 内容 |
ライフサポート | 超らーめんナビ | i-mode、dmenu、スゴ得コンテンツ、EZweb、Yahoo!ケータイ | 約4万件のラーメン情報すべて位置情報付で、現在地周辺のラーメン店が検索できる、ラーメンコミュニティサイトです。 |
一億人のラーメン | App Store、Google Play | 4万件を超える店舗情報から、今いる場所、好みからオススメラーメン店を順番に紹介。全国のラーメンファンと情報共有することも可能です。 | |
るるぶmobile | i-mode、dmenu、EZweb、Yahoo!ケータイ | 地図・乗換・宿泊予約といった機能はもちろん、2万件の観光情報、イベント、クーポン、観光チケットまで機能満載の旅行サイトです。 | |
超速ロト・ナンバーズ | i-mode、dmenu、EZweb、auスマートパス、Yahoo!ケータイ | 当選数字の速報、過去の当選数字の確率を計算できるほか、占いやゲーム・コラムも満載の情報サイトです。 | |
ナビダス渋滞予報 | i-mode、dmenu、EZweb、Yahoo!ケータイ | 業界初の渋滞予報サービス、路線概況図が人気の、総合ドライバーズサイトです。 |
②融合ジャンル
実用サービスにゲームサービスで培ったエンターティメントノウハウを融合した新機軸のサービスです。声優の声でお知らせしてくれるお天気アプリ『萌えテレ』や、自分好みの声優の声やアニメキャラを選んでナビゲートしてくれるナビゲーションアプリ『MAPLUS』などが代表的サービスです。『MAPLUS』は平成18年にPSP(注)ソフトとしてリリースされ、シリーズ累計20万本以上の販売実績があり、エンターティメント性の高いナビゲーションとして人気を得てまいりました。現在ではスマートフォンアプリとして声優ナビ機能を持つ『MAPLUS』シリーズを各種展開しています。中でも、『MAPLUS+』は基本無料で使える本格ナビゲーションアプリで、多くの声優とタイアップした音声データを有料で提供するアイテム課金を実現したフリーミアムモデルのナビゲーションとなっています。
(注)PSP:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーションポータブル。
当社が提供している代表的な融合ジャンルのタイトルは以下のとおりです。
|
|
| 平成28年2月29日現在 |
区分 | タイトル | 提供プラットフォーム | 内容 |
融合ジャンル | MAPLUS+ | App Store、Google Play | 基本無料のスマホ専用ナビゲーションアプリです。アニメコラボや「声優ナビ」機能も満載です。 |
MAPLUS for スマートフォン | App Store、Google Play | 案内音声を声優の声に変更することのできる楽しいスマホ専用ナビゲーションアプリです。 | |
萌えテレ | App Store、Google Play、 | 声優達が演じる個性的なキャスターが、テレビ番組のように毎日の天気予報と占いを伝えるアプリです。 |
③ソリューション
長年のライフサポートサービス運用で得られた技術やノウハウを活用して、モバイルシステム構築技術や位置情報、ナビゲーション技術などをソリューション化し、GPS動態管理システムやサービススタッフ向け業務支援システムなどを各種企業向けに提供しております。
事業系統図は次のとおりであります。
〔事業系統図〕
該当事項はありません。
平成28年2月29日現在
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
54(6) | 31.8 | 4.1 | 4,094,189 |
(注)1.従業員数は契約社員を含めた就業人員であります。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(アルバイト、人材派遣会社からの派遣社員を含む)の年間平均雇用人員であります。
4.当社はモバイルインターネットサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
現在、当社において労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。